鎌足以降(いこう)も藤原不比等(ふじわらのふひと)や藤原仲麻呂(ふじわらのなかまろ)など、彼の子孫が奈良時代(ならじだい)に活躍(かつやく)したほか、平安時代(へいあんじだい)に入ると藤原道長(ふじわらのみちなが)・藤原頼通(ふじわらのよりみち)父子の頃(ころ)に藤原氏の権勢(けんせい)は頂点を迎(むか)えます。
しかし、その後は巻(ま)き返しを図(はか)った皇室によって藤原氏の権力は衰(おとろ)え、やがて武士の世の中になると政治の表舞台(おもてぶたい)から完全に消え去ってしまいました。
その後の藤原氏についてですが、実権は失っていても一時期は皇室よりも優位に立っていたことや、あるいはその末裔(まつえい)が国政の最高責任者にまで出世していた事実を皆さんはご存知(ぞんじ)でしょうか。
我が国の歴史に深くかかわった藤原氏を検証することによって、私たちは大きな歴史の流れをつかむことが出来るのです。今回の講座では、そんな藤原氏の栄枯盛衰(えいこせいすい)について、時間をかけてじっくりと確認していきたいと思います。




いつも有難うございます。
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癒しグマ いつも訪問いただき有難うございます。昨日は私事で訪問できず申し訳ありませんでした。
益々のご活躍お祈りしています。
ポチ4しますね
癒しグマさんへ
黒田裕樹 ご丁寧なお言葉、有難うございます。
今後ともよろしくお願いします。
跡部の詳しい後日談を聞きたかったが・・。
晴雨堂ミカエル 藤原氏に題材が変わりましたか。跡部のその後を知りたかったのですが。
たしか忠邦の側近で江戸町奉行の鳥居の妖怪とはそりが合わず、そのためか忠邦失脚後も実弟であるにも関わらず昇進し、記憶に間違いなければ明治元年で若年寄になったとか。もう旗本ではなく大名クラスですね。
晩年はどうなのか知りませんが、小悪党は上手く立ち回って天寿を全うするものか。
藤原家も皇族に次いで興味深い家系です。信頼できる資料で千数百年も遡れるのは天然記念物。源氏や平家は系図を操作したりと怪しいですし、ローマ皇帝なんか四世紀五世紀で無茶苦茶。
因みに私の家系は祖母の話では菅原、しかし別の日では藤原だったり。都合によって家系を変えている家はたくさんありますね。
晴雨堂ミカエルさんへ
黒田裕樹 大塩の乱は通史での更新となりますので、跡部については本文でのこれ以上の紹介は不要と判断しました。
跡部のその後については仰るとおりです。ちなみに若年寄は7日で免職となり、同年末に亡くなっています。
藤原氏の家系は皇室についで長く続いていますからね。その歴史を語ることは、我が国の歴史を語ることにつながります。ただ、それ以外の家系は「系図買い」が盛んに行われたことを考えると怪しいのが実情かもしれませんね。
ぴーち おはようございます!
昨日はコメントにお邪魔させていただくことが出来ずに大変失礼いたしましたm(_ _)m
応援は朝の訪問でさせていただいております。
また午後の記事更新にてコメントはさせてくださいね^^
今朝の応援凸
なおまゆ 私の家系も自称藤原です。家紋は下がり藤を使っています。平安以降の藤原氏について殆ど知らないので楽しみです。
ぴーちさんへ
黒田裕樹 こちらこそ、いつも有難うございます。
次回のご訪問を楽しみに待っております。
なおまゆさんへ
黒田裕樹 実は私の家系も同じです(^^ゞ
どこまでが本当かは分かりませんが、家系というのは我が国にとってそれだけ重要ということなのでしょうね。
今回の講座もぜひお楽しみ下さい。
益々のご活躍お祈りしています。
ポチ4しますね
今後ともよろしくお願いします。
たしか忠邦の側近で江戸町奉行の鳥居の妖怪とはそりが合わず、そのためか忠邦失脚後も実弟であるにも関わらず昇進し、記憶に間違いなければ明治元年で若年寄になったとか。もう旗本ではなく大名クラスですね。
晩年はどうなのか知りませんが、小悪党は上手く立ち回って天寿を全うするものか。
藤原家も皇族に次いで興味深い家系です。信頼できる資料で千数百年も遡れるのは天然記念物。源氏や平家は系図を操作したりと怪しいですし、ローマ皇帝なんか四世紀五世紀で無茶苦茶。
因みに私の家系は祖母の話では菅原、しかし別の日では藤原だったり。都合によって家系を変えている家はたくさんありますね。
跡部のその後については仰るとおりです。ちなみに若年寄は7日で免職となり、同年末に亡くなっています。
藤原氏の家系は皇室についで長く続いていますからね。その歴史を語ることは、我が国の歴史を語ることにつながります。ただ、それ以外の家系は「系図買い」が盛んに行われたことを考えると怪しいのが実情かもしれませんね。
昨日はコメントにお邪魔させていただくことが出来ずに大変失礼いたしましたm(_ _)m
応援は朝の訪問でさせていただいております。
また午後の記事更新にてコメントはさせてくださいね^^
今朝の応援凸
次回のご訪問を楽しみに待っております。
どこまでが本当かは分かりませんが、家系というのは我が国にとってそれだけ重要ということなのでしょうね。
今回の講座もぜひお楽しみ下さい。