寺社も人々の信仰(しんこう)を集め、修繕費(しゅうぜんひ)や運営費(うんえいひ)を得るための目的も兼(か)ねて縁日(えんにち)や富突(とみつき、いわゆる富くじのこと)が行われたり、秘仏(ひぶつ)を公開する開帳(かいちょう)が催(もよお)されたりしました。
人々の生活に余裕が生まれたことで、湯治(とうじ)や物見遊山(ものみゆさん)などによる旅も盛んとなりました。中でも伊勢神宮(いせじんぐう)や信濃(しなの)の善光寺(ぜんこうじ)、讃岐(さぬき)の金毘羅宮(こんぴらぐう)、下総(しもうさ)の成田不動(なりたふどう)などへの参詣(さんけい)は信仰と結びついて定着し、特に伊勢神宮は御蔭参(おかげまい)りと呼ばれて周期的に大流行しました。
この他、いわゆる聖地(せいち)や霊場(れいじょう)を巡拝(じゅんぱい)する西国三十三ヵ所(さいごくさんじゅうさんかしょ)や四国八十八ヵ所(しこくはちじゅうはちかしょ)への巡礼(じゅんれい)の旅も行われました。




いつも有難うございます。
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ぴーち こんにちは!
今日の記事の様子を伺っているだけでも、平和で安定した世の中の様子が浮かんで参ります^^
現代でもこの頃起こった風習が今でも継続されているものが多いですね^^
縁日や富突などは平和な世の中を象徴する最たるものと言えますかね?^^
応援凸
ぴーちさんへ
黒田裕樹 仰るとおり、現代にも通じる我が国の平和な日常ですね。
いつまでも続けていきたい風習だと思います。
今日の記事の様子を伺っているだけでも、平和で安定した世の中の様子が浮かんで参ります^^
現代でもこの頃起こった風習が今でも継続されているものが多いですね^^
縁日や富突などは平和な世の中を象徴する最たるものと言えますかね?^^
応援凸
いつまでも続けていきたい風習だと思います。