つまり、我が国は世界とは全く異なる独自の「日本文明」をもっていたということになりますが、放射性炭素年代法などを活用した最新の調査で明らかになった事実を考慮すれば、ハンティントンの言葉を借りるまでもなく、我が国が輝かしい歴史を誇っていることは明らかです。
我が国は、ハンティントンすら気付いていなかった、はるかに遠い過去からの独自の文明の源泉があったことをもっと認識すべきではないでしょうか。
もっとも、世界四大文明が紀元前数千年も前から繁栄していたのに対して、我が国は縄文時代が長く続いた後、弥生時代になってようやく金属器を本格的に使用するなど、他の地域より著(いちじる)しく遅れていたという解釈が成り立つかもしれません。
しかし、歴史の流れや世界の地理的な特徴などを考慮すれば、その解釈自体が間違っていることを簡単に理解できるのです。
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