やがて、北からはマンモスやヘラジカが、南からはナウマンゾウやオオツノジカなどの大型動物が行き来するようになり、それらの群れを追ってやって来た人々が約40000年前頃から日本列島に住み着き、現代の日本人の祖先になったと考えられています。
当時の人々は小さな集落をつくり、打製石器やそれを使ってつくった道具などを用いて、動物を集団で落とし穴や沼地などに追い込んだりして獲物(えもの)を捕るなどの狩猟や漁労(ぎょろう)、あるいは植物性食料の採取(さいしゅ)の生活を営んでいました。
なお、当時の主な打製石器としては、刺突具(しとつぐ)または刃物と考えられるナイフ形石器や槍先(やりさき)となる尖頭器(せんとうき)、刃部(じんぶ)を部分的に研磨(けんま)した石斧(せきふ)、あるいは極めて小さい石器を木や骨の柄(え)にはめこんで組み合わせて使う細石器(さいせっき)などがあります。
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