原人としてはホモ・ハビリスやホモ・エレクトゥスが知られており、なかでもホモ・エレクトゥスは石を打ち欠いただけの打製石器や火の使用を始め、広い地域を移動しながら狩猟(しゅりょう)や植物採集を行ったほか、たがいの意思を伝えることばを発達させたと考えられています。
ホモ・エレクトゥスの例としては東南アジアのジャワ島に現れたジャワ原人や、中国大陸に現れた北京(ペキン)原人が有名ですね。ちなみに、これらの原人は骨の発見地から命名されています。
また、先述した火の使用の根拠として、北京原人の洞窟(どうくつ)遺跡から焚(た)き火の痕跡(こんせき)が見つかっています。なお、打製石器を使い、狩猟や採集をして暮らしていた時代を旧石器時代と呼びます。
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