さて、開戦のご聖断が下ったことによって、アメリカとイギリスに宣戦布告するための開戦の詔勅(しょうちょく、天皇の意思を表示する文書のこと)が発表されました。
漢文体で書かれた詔勅の原案が東條内閣によって作成されましたが、その文面をご覧になった昭和天皇が「お言葉」を付け加えられました。そのお言葉を拝読した際に、私たちは陛下の本当のお考えを知ることができます。
「豈(あに)朕(ちん)ガ志(こころざし)ナラムヤ」
(現代語訳:どうしてこれが私の望むところであろうか、いや望むところではない)
こうして我が国はついに対米開戦という事態となったのですが、その際の我が国内部における「信じられない手違い」によって、我が国による正当な戦闘行為が「奇襲攻撃」と後年に至るまで誤解されてしまう結果となったことを皆さんはご存知でしょうか。
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