令和元(2019)年10月に実施された消費税の税率アップや、新型コロナウィルス感染症の蔓延(まんえん)など様々な問題によって我が国の景気の悪化が懸念される昨今ですが、こんな時こそ、先人の智慧(ちえ)に学んで危機を乗り越え、財政再建を実現しなければいけません。
今から約160年前の幕末の頃に、10万両(現在の価値で約600億円)の借財を抱えていた藩の財政を見事に立て直し、逆に10万両の蓄財を成し遂(と)げたという驚くべき実績を持つ人物がいました。実は彼こそが山田方谷その人なのです。
備中松山(びっちゅうまつやま)藩の財政再建を任された方谷は、20世紀の経済学者として名高いケインズに先駆けて積極的な財政改革を行い、充分過ぎる結果を残したのみならず、彼が編成した西洋風の兵学は、幕末の雄である長州(ちょうしゅう)藩も参考にしたほどでした。
現代のアベノミクスなどにもつながるとされる、山田方谷の財政改革とその神髄(しんずい)とはどのようなものだったのでしょうか。
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