自然科学(特に医学)の発達によって、明治期には我が国でも近代的な病院がつくられるようになり、明治25(1892)年には北里柴三郎(きたざとしばさぶろう)によって伝染病研究所が設立され、伝染病の予防と治療の施設が初めてつくられました。
また、佐野常民(さのつねたみ)らによって設立された博愛社(はくあいしゃ)は、明治20(1887)年には日本赤十字社と改称され、明治45(1912)年には明治天皇の皇后であられる昭憲皇太后(しょうけんこうたいごう)が国際赤十字に資金を寄付されました。
この資金は「昭憲皇太后基金」として、今でも世界各国の医療活動に幅広く活用されています。また現在の日本赤十字社の名誉総裁は皇后陛下であらせられます。
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