硯友社を結成した作家とその作品では、尾崎紅葉(おざきこうよう)の「金色夜叉(こんじきやしゃ)」や、山田美妙(やまだびみょう)の「夏木立(なつこだち)」などが有名です。
その後、尾崎紅葉の弟子である泉鏡花(いずみきょうか)が「高野聖(こうやひじり)」などを発表し、幻想的な独特の世界を華麗な文体で表現しました。
また、幸田露伴(こうだろはん)は「五重塔(ごじゅうのとう)」などの作品で理想主義的な作風を打ち立てました。なお、尾崎紅葉と幸田露伴の二人が主導的立場にあった明治20年代の近代文学史上の一時期を、今日では「紅露(こうろ)時代」といいます。
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