当時の自然主義の作家としては、「牛肉と馬鈴薯(ばれいしょ)」の国木田独歩(くにきだどっぽ)・「蒲団(ふとん)」の田山花袋(たやまかたい)・「破戒(はかい)」の島崎藤村・「黴(かび)」の徳田秋声(とくだしゅうせい)などが挙げられます。
また、明星派の影響を受けていた石川啄木(いしかわたくぼく)が「一握(いちあく)の砂」を発表して、社会主義思想を盛り込んだ生活詩をうたいあげました。
一方、こうした自然主義の流れに対立するかたちで、夏目漱石(なつめそうせき)が「吾輩(わがはい)は猫である」などの作品を発表して、知識人の内面を国家や社会との関係で表現したほか、森鴎外が反自然主義的な思想小説を次々と発表しました。
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また、北村透谷(きたむらとうこく)が雑誌「文学界」を創刊したほか、我が国の現在の五千円札の肖像画で有名な女流作家の樋口一葉(ひぐちいちよう)が「たけくらべ」や「にごりえ」を発表し、下町に住む女性の悲哀を描きました。
詩の分野では、従来の漢詩にかわって七五調などの文語定型詩である新体詩(しんたいし)が現れ、島崎藤村(しまざきとうそん)が「若菜集(わかなしゅう)」を刊行しました。
短歌の世界では、与謝野鉄幹(よさのてっかん)・晶子(あきこ)夫妻らが雑誌「明星(みょうじょう)」を創刊し、明星派の短歌がロマン主義の中心となったほか、与謝野晶子の歌集「みだれ髪」が、女性の奔放(ほんぽう)な情熱をうたったものとして有名になりました。
万葉調の和歌の復興を目指した正岡子規(まさおかしき)は、一方で俳句の雑誌「ホトトギス」を創刊し、その門下からは高浜虚子(たかはまきょし)が出ました。また、短歌における門下からは伊藤左千夫(いとうさちお)が出て、明治41(1908)年に雑誌「アララギ」を創刊しました。
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硯友社を結成した作家とその作品では、尾崎紅葉(おざきこうよう)の「金色夜叉(こんじきやしゃ)」や、山田美妙(やまだびみょう)の「夏木立(なつこだち)」などが有名です。
その後、尾崎紅葉の弟子である泉鏡花(いずみきょうか)が「高野聖(こうやひじり)」などを発表し、幻想的な独特の世界を華麗な文体で表現しました。
また、幸田露伴(こうだろはん)は「五重塔(ごじゅうのとう)」などの作品で理想主義的な作風を打ち立てました。なお、尾崎紅葉と幸田露伴の二人が主導的立場にあった明治20年代の近代文学史上の一時期を、今日では「紅露(こうろ)時代」といいます。
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これらに対し、坪内逍遥(つぼうちしょうよう)が明治18(1885)年に「小説神髄(しょうせつしんずい)」を発表して、それまでの勧善懲悪(かんぜんちょうあく)主義を批判したほか、人情や世相をありのままに描いた写実主義を唱えました。
その後、二葉亭四迷(ふたばていしめい)がそれまでの文語体から口語体で文章表現を行った言文一致体(げんぶんいっちたい)で「浮雲(うきぐも)」を発表して知識人の内面を描き、坪内逍遥の提唱した写実主義に相応(ふさわ)しい文学作品となりました。
なお、坪内逍遥の他の有名な作品としては「当世書生気質(とうせいしょせいかたぎ)」があり、また二葉亭四迷はロシア文学の翻訳(ほんやく)も行っており、ツルゲーネフの「あひゞき」「めぐりあひ」が有名です。
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また、下瀬正允(しもせまさちか)が研究した「下瀬火薬」が日露(にちろ)戦争の日本海海戦で使用され、ロシアのバルチック艦隊に壊滅的(かいめつてき)な打撃を与えました。
これら以外の自然科学としては、地震学では大森房吉(おおもりふさきち)が大森式地震計を作製し、天文学では木村栄(きむらひさし)が緯度変化のZ項を発見したほか、数学では菊池大麓(きくちだいろく)によって近代数学が導入されています。
この他、探検の分野においては、日本人として初めてチベットに入り、チベット学に貢献した河口慧海(かわぐちえかい)や、同じく日本人として初めて南極圏(けん)に到達した白瀬矗(しらせのぶ)などが知られています。
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その他、西洋の近代史学の影響を受けた実証的な研究も進み、帝国大学教授の久米邦武(くめくにたけ)がその先駆者となりましたが、その研究内容が伝統的な思想と衝突(しょうとつ)することもあり、久米が明治24(1891)年に発表した論文「神道は祭天(さいてん)の古俗(こぞく)」が神道家などからの攻撃を受け、翌年に教授の職を追われるということもありました。
自然科学では、様々な分野において、それぞれが世界の科学の進歩に貢献しました。例えば、物理学では田中館愛橘(たなかだてあいきつ)が地磁気の測定で、長岡半太郎(ながおかはんたろう)が原子構造の研究で成果を上げました。
また医学では、令和6(2024)年から新たに発行される我が国の千円札の肖像画(しょうぞうが)に採用された北里柴三郎(きたざとしばさぶろう)が、ペスト菌など細菌学の研究や、伝染病研究所の創設などを行いました。
この他、志賀潔(しがきよし)が赤痢菌(せきりきん)を発見し、秦佐八郎(はたさはちろう)がサルバルサン(=梅毒の特効薬)の創製を行いましたが、この二人はいずれも北里柴三郎に師事しています。また、我が国の現在の千円札の肖像画で有名な野口英世(のぐちひでよ)が梅毒スピロヘータの研究を行ったことで知られていますが、彼も北里の伝染病研究所に所属した経験があります。
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経済学においては、まずイギリス流の自由貿易を主体とした自由放任の経済政策を盛り込んだ経済学が導入され、その後はドイツ流の保護貿易や社会政策の学説が主流となりました。
法律学では、フランスのボアソナードが招かれて法典の編纂(へんさん)が進められましたが、民法典論争をきっかけにドイツ法学が我が国の主流となりました。
哲学においては、西田幾多郎(にしだきたろう)が西洋の哲学を踏まえつつも、伝統的な禅(ぜん)の思想に立った独創的な哲学体系を確立しました。
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最初に考えられるのは、鎖国の状態に入った頃の我が国は戦国時代が終わったばかりで、数十万の兵士や鉄砲が存在していたことでした。当時これだけの兵力や武器を所有している国は他になく、ヨーロッパ諸国といえどもそう簡単には攻められません。
また、この頃はヨーロッパ諸国において大きな変化があり、それまでのイスパニアやポルトガルの国力が衰える一方で、新たにイギリスやオランダが勢力を伸ばしつつありましたが、両国がカトリックを信仰していなかったことも我が国には良い結果をもたらしました。
さらには、当時の我が国が鉄砲の増産を可能とするなど先進的な文化を持っており、海外との結びつきがなくても自国だけで十分に経済や文化が発展できたことや、島国であるがゆえに、海という「天然の防壁」が我が国の防衛力を高めていたことも考えられます。
しかしながら、これは同時に、もし当時の我が国にとって「長所」となっていた様々な利点が失われてしまえば、一転して我が国は苦しい立場に追い込まれてしまうことも意味しました。そして、その不安は約200年後に現実のものとなってしまうのです。
(※第79回歴史講座の内容はこれで終了です。次回からは、リニューアルした通史の明治時代の更新の続編を開始します)
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「対面式のライブ講習会」の実施に際して、以下の措置にご理解ご協力いただきますようお願いします。なお、状況の変化により取り扱いを随時変更させていただく場合がございますのでご留意ください。
①会場入り口に備え付けてある『消毒用アルコール』で手指を消毒してください。
②受講中は『マスク』着用を必須とします。
③『咳エチケット』をお守りください。
④風邪症状がある場合等は受講を慎重にご判断ください。咳・発熱などの一般的な風邪症状がある場合には、受講をお控えいただくようお願いいたします。
令和2(2020)年9月の黒田裕樹による講演は、別添の「第80回黒田裕樹の歴史講座」の他に、以下の内容で実施します。WEB会議(ZOOM)システムによるオンライン式講習会のお申し込み方法の詳細は追記に掲載しておりますので、ご参照ください。
また、準備の都合上、オンライン式の講座のお申し込みはそれぞれ3日前の正午(午後0時)まで、対面式のライブ講習会のお申し込みはそれぞれ前日の正午(午後0時)までとなりますのでご注意ください。
黒田裕樹の日本史道場「日本国憲法の真実」
それまでの大日本帝国憲法(=明治憲法)を改正するかたちで成立した日本国憲法の内容は「大日本帝国憲法と比べて非常に民主的である」と一般的には考えられているようですが、その草案は「アメリカ人の憲法の素人がたったの一週間で作った急ごしらえ」であったことをご存知でしょうか。日本国憲法をめぐる様々な問題点を深く追究する黒田節にご期待ください!
主催:株式会社スペック
日時:令和2年9月6日(日) 午前10時~午後1時
会場:シアターSPEC(株式会社スペック)
(※下線部をクリックすると、所在地や地図が書かれたリンク先に移動できます)
※会場は「太融寺」交差点角の太融寺の隣、茶色いレンガ模様の9階建てのビルの8階です。1階に大阪商工信用金庫があります。ホワイティうめだの「泉の広場」M14出口を左側から出て、扇町通沿いに真っ直ぐ歩いてください。
参加費:金2,500円
※オンライン式講習会のお申し込みにおいて、レジュメを事前に郵送でご希望の場合は金3,000円(税込)になります
オンライン式講習会のお申し込み締め切り:9月3日の正午(午後0時)まで
対面式のライブ講習会のお申し込み締め切り:9月5日の正午(午後0時)まで
黒田裕樹の東京歴史塾「明治時代 その8」
「明治時代」8回シリーズの最終回は「思想界・宗教界の動向」「教育制度の整備と教育勅語」「学問の発達」「近代の文学と美術」「明治期の演劇・音楽と文化事業の推進」「明治の終焉」の3つを中心に、教育勅語や明治期の文化、あるいは明治時代の終焉を中心に、歴史の大きな流れを黒田節が明確に紹介します。
主催:株式会社スペック
日時:令和2年9月13日(日) 午後7時30分~午後9時30分
会場:クリエイト紀尾井町セミナールーム(会場は6階です)
参加費:金3,000円
※オンライン式講習会のお申し込みにおいて、レジュメを事前に郵送でご希望の場合は金3,500円(税込)になります
オンライン式講習会のお申し込み締め切り:9月10日の正午(午後0時)まで
対面式のライブ講習会のお申し込み締め切り:9月12日の正午(午後0時)まで
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①まずはこちらのURLから「お申し込み」をクリックしてください。
https://rekishidojo.com/
②講座申込フォームに必要事項を記載のうえ、送信してください。折り返し、ご指定のメールアドレスに事務局からの案内メールが届きますので、それをご参照のうえ、24時間以内にPayPalまたは銀行振込で参加費をお支払いください。
③講座当日に使用するレジュメは、ご入金確認後にレジュメデータ(PDF)をメールにてお送りさせていただきます。なお、ご入金の確認が取れない方につきましては、キャンセル扱いとなりますのでご注意ください。
<当日ご準備いただくもの>
①カメラ&マイク機能搭載のパソコン
※スマートフォンのアプリからもご使用いただけますが、画質・音質に不具合が生じる可能性があります。スマートフォン以外のパソコンを使用されることを推奨いたします。
②歴史講座レジュメ
※レジュメにつきましては、ご入金後にメールにてレジュメデータ(PDF)をお送りさせていただきます。なお、レジュメの事前の郵送も承りますが、先述のとおり参加費が金500円追加となります。
<ZOOMの招待状について>
ZOOMでご参加いただくためには、事務局よりお送りさせていただく『招待状』よりご入室していただく必要があります。招待状につきましては、講座前日の午後4時以降にお送りします。
その他、ご不明な点がございましたら、ご遠慮なく下記の事務局にまでお問合せください。
<お問い合わせ先>
〒530-0051
大阪府大阪市北区太融寺町5-15梅田イーストビル8階
電話:050-3530-8995
メール:theaterspec@specgroup.jp
黒田裕樹の歴史講座事務局(株式会社スペック内)
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寛永16(1639)年、幕府はポルトガル船の来航を禁止して、カトリックを信仰する国とは国交を断絶しました。さらに2年後の寛永18(1641)年には、平戸のオランダ商館を長崎の出島に移し、オランダ人と日本人との自由な交流も禁止するなど、長崎奉行の厳しい監視が続けられました。
この結果、我が国と貿易などの交渉を行ったのは、同じキリスト教でもプロテスタントを信仰し、我が国でキリスト教の布教をしないと約束したオランダと、同じ東アジアの国で、キリスト教とは無関係のチャイナ・朝鮮・琉球(りゅうきゅう)のみとなり、厳しい統制下による制限貿易の様子が、まるで国を閉ざしたように見えることから、後に「鎖国」と呼ばれるようになったのです。
なお、幕府によるキリスト教への弾圧はその後も続けられ、先述した寺請制度による宗門改めのほか、キリストやマリアの聖画像などを踏ませる「絵踏(えぶみ)」を行ったり、キリシタンの密告を奨励(しょうれい)したりするなどの政策を行いました。ちなみに、絵踏を行うために描かれた聖画像などは「踏絵(ふみえ)」と呼ばれています。
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