なお、ガウタマ=シッダールタは「釈迦(しゃか)」、あるいは尊称として「ブッダ」とも呼ばれていますが、彼が「釈迦」と呼ばれるのは「シャカ族」の出身だからであり、また「ブッダ」は「悟(さと)りをひらいた人」を意味する称号でもあります。
ガウタマは「苦しみとは地位や財産や他人への執着、愛情、欲望を断たれることだが、この世に永遠のものはないから、苦しみは必ずやってくる。苦しみから逃れるためには、執着を捨てねばならず、そのためには8つの修行法が必要である」と説きました。
なお、8つの修行法とは「正しく見(正見=しょうけん)、正しく考え(正思=しょうし)、正しく話し(正語=しょうご)、正しく行動し(正業=しょうごう)、正しく生活し(正命=しょうみょう)、正しく努力し(正精進=しょうしょうじん)、正しく思いめぐらし(正念=しょうねん)、心を正しく置く(正定=しょうじょう)」ことであり、「八正道(はっしょうどう)」と呼ばれています。
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