「八紘一宇」は「道義的に天下を一つの家のようにする」というのが大意であり、我が国だけでなく世界全体を一つの家として、神のために祈られる天皇を中心に仲良くやっていこう、という願いが込められています。
要するに「八紘一宇」の精神においては、我が国のみならず世界人類が兄弟のように平等であることから「世界中すべての人々の人権も保障される」という解釈となります。我が国では、天賦人権論が考え出されるよりはるか以前から「世界は一家、人類はみな兄弟」という思想が定着していたのです。
ちなみに、大日本帝国憲法(=明治憲法)の第1条は「大日本帝国ハ万世一系(ばんせいいっけい)ノ天皇之(これ)ヲ統治ス」と規定されており、これは「天皇陛下の統治によって『八紘一宇』の伝統が守られている」ことを意味しています。
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