我が国で例を見ない巨大な地震は、北海道南岸から関東南部に至る広い範囲でライフラインが寸断されるなどの被害をもたらしましたが、地震に伴って高さ10mから40mに至る巨大津波が発生したことで、東北地方と関東地方の太平洋沿岸部で大きな損害が生じました。
地震の被害は、とりわけ岩手県、宮城県、福島県の東北三県で甚大であり、多くの人々が命を失ったほか、市街地や漁港などが壊滅状態となり、生存した人々も多くが長期間の避難所生活を余儀なくされました。
また、地震や津波のみならず、液状化現象や地盤沈下、あるいはダムの決壊も発生するなど、東日本大震災による被害は広範囲にわたり、死者および行方不明者が約19,000人にのぼったほか、30万人を超える被害者が生じました。
加えて、事態をさらに悪化させたのが、津波被害による原子力発電所(=原発)の事故だったのです。
※下記の映像は2月21日までの掲載分をまとめたものです。
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