安倍首相は17歳の頃から難病である「潰瘍性(かいようせい)大腸炎」を患(わずら)っており、首相に就任する数年前には治まっていましたが、一部マスコミによる度重(たびかさ)なるネガティブキャンペーンによるストレスの影響もあったのか、続投宣言をした直後に腸の症状が悪化したのです。
安倍首相は平成19(2007)年8月27日に内閣改造を行って臨時国会を召集し、9月10日には所信表明演説まで行いましたが、自らの体調の限界を感じた首相は、9月12日に突如として退陣を表明しました。
退陣の際、記者会見において安倍首相が自らの健康問題について触れなかったことから、マスコミからは「政権投げ出し」「無責任」など非難の大合唱を受けてしまいました。かくして、第一次安倍政権は、わずか1年という短期間で総辞職を余儀なくされたのです。
なお、安倍首相の潰瘍性大腸炎ですが、特効薬の発見によって今は寛解(かんかい)しているとのことです。
※下記の映像は2月6日までの掲載分をまとめたものです。
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