繰り返しますが、長い年月をかけておかしくなっていったものを立て直すには、やはりそれなりの年月を覚悟しなければなりません。脊髄(せきずい)反射のように焦って対応しようとすれば、それこそ井伊直弼の二の舞となってしまうのが目に見えています。
また、過去の政権による「不作為」をすべて安倍首相のせいにして、現状の不満を総理に押し付けるのもおかしな話ではないですか。現世は「おとぎ話」ではありません。一寸法師で有名な「打ち出の小づち」など、この世に存在しないのです。
もちろん、安倍政権に対する「真っ当な批判」は重要です。叱咤激励(しったげきれい)こそが我が国浮上のカギを握るでしょうが、それが政権打倒という「非難」と化しては、元も子もありません。
※下記の映像は2月1日までの掲載分をまとめたものです。
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