そして、現地を視察した秀吉が、彼に待ち受けていた「3つの信じられない出来事」を目にしたことによって、疑念が確信へと大きく変化したのです。
秀吉が九州に上陸してまず驚いたことは、外国への玄関口でもある重要な港町の長崎が、先述のとおり、キリシタン大名であった大村純忠によってイエズス会に寄進されてしまっていたことでした。
いかに信仰のためとはいえ、我が国古来の領地を外国の所有に任せるという行為は、自身による天下統一を目指した秀吉にとっては有り得ないことであると同時に、イエズス会やその裏に存在したイスパニアの領土的野心に嫌でも気づかされることになりました。
※下記の映像は11月7日までの掲載分をまとめたものです。
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