天皇陛下の御地位および陛下の御存在は、動かすべからざるものである。天皇存在の形式については、あえて言わぬ。存在そのものが絶対に必要なのである。それは私だけでなく多くの者は同感と思う。空間や地面のごとき大きな恩は、忘れられぬものである。
東亜の諸民族は今回のことを忘れて、将来相(あい)協力すべきものである。東亜民族もまた他の民族と同様、この天地に生きる権利を有(も)つべきものであって、その有色たることを、むしろ神の恵みとしている。
インドの判事には、尊敬の念を禁じ得ない。これをもって東亜民族の誇りと感じた。今回の戦争によりて東亜民族の生存の権利が了解せられ始めたのであったら、幸である。列国も排他的の感情を忘れて、共栄の心持をもって進むべきである。
現在の日本の事実上の統治者である米国人に対して一言(いちごん)するが、どうか日本の米人に対する心持ちを離れしめざるように願いたい。また、日本人が赤化しないように頼む。東亜民族の誠意を認識して、これと協力して行くようにされなければならぬ。
※下記の映像は5月12日までの掲載分をまとめたものです。
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ぴーち こんばんは!
そうですね。
どうしても世界の頂点を目指したいなどという
野望を持つ大国には、他の国との共存、共栄など
考えていないものですよね。
それにたかがこの地球上のありとあらゆる物を
独り占めしたからと言って
誰が幸福感を得るのでしょうか?
確かに独占した国の国民だけは
一時的に良い思いはするかもしれませんが
他の90%の人間を不幸のどん底に
陥れる様な構図が
長続きするとは到底考えられません。
しかも
本当に人として生まれてきて考えるべき
思想だとは絶対考えたく有りませんよね。
ぴーちさんへ
黒田裕樹 つまるところ、世界を支配したいという人間の欲は、ぴーちさんの仰るようなお考えに行きつくのでしょうね。
考えてみれば恐ろしいことでもあります。