事実に基づいて歴史を語るのが鉄則であるならば、我が国に「戦犯」が存在しない以上、もはや「戦犯」という呼称を使用すべきではないのです。いずれにせよ、裁判終結から70年近くが過ぎた今もなお、我が国を蝕(むしば)んでいる「東京裁判史観」からの一日も早い脱却が望まれるのではないでしょうか。
さて、戦後に東條元首相の遺族は迫害の対象となりましたが、孫にあたる東條由布子(とうじょうゆうこ)氏が著述家としてその名を知られるようになりました。また現在では、東條元首相の直系の曾孫(ひまご)にあたる東條英利(とうじょうひでとし)氏が、様々な活動を行っておられます。
東條英機元首相の生涯と、その歴史背景を振り返るとき、私たちは何を思い、また何を考えるべきなのでしょうか。そのカギを握る史料の一つとして、最後に東條元首相の遺書をご紹介します。
※下記の映像は5月12日までの掲載分をまとめたものです。
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ぴーち こんばんは!
マスコミなどは
誰かを悪者にすれば、それだけ
注目してくれると判断する傾向が強いので
その人物をより悪役に仕立てる名人でも
あると思います。罪深い職業だとつくづく思います。
ぴーちさんへ
黒田裕樹 私も同感です。
昨今の政局をめぐる問題も、悪役を無理やり作ることによって、世論を誘導しようと必死な姿勢がうかがえますね。
もっとも、全く効果が出ていない一面もあるようですが。