我が国も、いわゆる「バブル崩壊」後の不況が長引いたこともあって、国内総生産(=GDP)が20年以上前からほとんど上昇していないほど経済が停滞(ていたい)していますし、またイギリスもヨーロッパ連合(=EU)の設立以後はその影響力が低下するなど、世界の情勢はすっかり様変わりしました。
そんな中、勢いを増しつつあるのが、日米英の連携時代にはGDPが日本の10分の1ほどしかなかった中華人民共和国です。GDPで既に我が国を上回った中華人民共和国は、年間予算の多くを軍事費に回すことで、世界での影響力をますます強めています。
それに対して、GDPが横ばいのままのみならず、歴史問題での「いわれなき誹謗中傷」を受けている我が国の停滞ぶりが、中華人民共和国の増大にますます拍車をかけているのが今の世界情勢であることを、私たち日本国民はもっと理解すべきではないでしょうか。
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ぴーち こんばんは!
中国の増大の一因に
日本の衰退が影響ですか・・
世界のパワーバランス問題も
難しいものなんですね。
ぴーちさんへ
黒田裕樹 仰るとおり、厳しいですね。
だからこそ、国益のためにも前に進まねばなりません。
日本の油断も原因
青田です。 青田です。
日本が経済力を失った原因として、いろいろな要因があると思いますが、
やはり、日本人が過去の栄光にしがみつたことと中国をなめたことだと思います。
2009年に中国は、GDPを日本を抜かしました。
その時、日本人は、『メイドイン中国は粗悪品。』あるいは、その他の新興国は、日本のようなモノ創りはできないと油断していまいました。
そして、中国が日本のGDPを抜かした時、日本は、一人あたりのGDPなら、日本のほうがうえだと油断していました。
現在、2016年
99%の日本人が中国とGDPで僅差で負けていると思っていますが、実際には、2.5倍の差がついています。(この数字が信憑性が低いという主張を評論家が多いですし、中国崩壊論を唱える評論家も多いです。)
中国が凋落したり、崩壊することを願うのも結構ですが、日本自体が強く、発展することに脳を使わないと
本当に日本がヤバイと思います。
こう話すと、悲観論という味方をしたり、親中反日のように誹謗中傷を受けますが、そうではなく、富国強兵をしないと
スペイン(かつての世界の覇権国家で今は、見る影もない。)
イギリス((かつての世界の覇権国家で今は、見る影もない。)
のように日本がなってしまう可能性があると思います。
青田さんへ
黒田裕樹 確かにその危険性はありますね。
気付いたとしても、足を引っ張る勢力がありそうなのが厄介ですが…。