当時の我が国は中曽根康弘(なかそねやすひろ)首相の時代でしたが、中曽根首相はレーガンと愛称で呼び合う(いわゆる「ロン・ヤス」)ほどの関係を構築し、日米関係は一気に緊密化しました。
レーガンが日本を味方に引き入れたのには大きな理由がありました。円高不況を乗り越え、バブル景気を迎えつつあった当時の我が国の国内総生産(=GDP)は、アメリカに次いで世界第2位であり、しかもそのアメリカに迫る勢いを見せていました。
アメリカは我が国の力を警戒するとともに、「強い日本」と連携(れんけい)することで、ソ連との果てしない軍拡競争を有利に展開しようと算段したのです。そして、そこに世界に大きな影響力を保持していた、かつての「大英帝国」が加われば、まさに「鬼に金棒」でした。
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ぴーち こんばんは!
勢いが有り、経済力も万全なら
同盟国としては十分心強い存在ですものね。
鬼に金棒・・でした
めでたし、めでたし
ではどうやら終わらない気配を
感じますね(^_^;)
ぴーちさんへ
黒田裕樹 もちろん、相手国に任せっぱなしというわけにはいきませんからね…。
その後の流れは次回の更新をご覧ください。