その後、1948(昭和23)年に、北部に金日成(キム・イルソン)を首相とする朝鮮民主主義人民共和国(=北朝鮮)が、南部に李承晩(イ・スンマン)を大統領とする大韓民国(=韓国)がそれぞれ成立しました。
さらには、1950(昭和25)年6月25日に、北朝鮮軍が突然38度線を越えて韓国へ侵攻を開始し、朝鮮戦争が始まりました。戦争は1953(昭和28)年7月にようやく休戦となりましたが、北朝鮮と韓国との間はいまだに戦闘状態が継続されています。
なお、中華人民共和国や北朝鮮といった共産主義国家が次々と誕生したことや、朝鮮戦争で一時は韓国全体を失いかねなくなったことなど、東アジアのさらなる共産化を警戒したアメリカは、それまでの占領政策を転換して、昭和25(1950)年に警察予備隊の設置を日本に要求しましたが、これが現在の自衛隊のルーツとなっています。
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ぴーち こんばんは!
そう考えると
朝鮮半島に住む人々は
常に他国に翻弄されながら
生活をしなければいけないと思うと
なんとも哀れで仕方が有りません。
自衛隊はそう言う理由で発足したんですね!
知りませんでした。
勉強になりましたm(_ _)m
ぴーちさんへ
黒田裕樹 確かに仰るとおりですね。
独立を守ることは、そこまで困難なことだということなのでしょう。
自衛隊のルーツは意外と知られていないようですね。
アメリカの要請でできたということを、今の日本国民がどう理解すべきなのでしょうか。
日本のマスコミ
青田です。 青田です。
北朝鮮が韓国に侵攻したのに
日本の朝日新聞などのマスコミは、
韓国が北朝鮮が侵攻したと報道しました。
これって、不思議ですよね。