新安保条約は、アメリカの日本防衛義務を設けるなど対等な内容に近づけたほか、在日アメリカ軍の軍事行動における事前協議制や、固定有効期限を10年とすることなどが規定されました。
しかし、こうした新安保条約の批准(ひじゅん、全権委員が署名して内容の確定した条約に対して締結権をもつ国家機関が確認のうえ同意を与えること)をめぐって、日本国内で激しい闘争が繰(く)り広げられるようになるのです。
なお、多くの公民教科書が、新安保条約に対して「強い反対運動が起きた」と述べ、いわゆる「安保闘争」があった事実を記載していますが、その一方で「反対運動が起きた歴史の流れがほとんど書かれていない」ことに、私は違和感を覚えます。
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いつも応援いただきまして、本当に有難うございます。
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ぴーち こんばんは!
そう言えば
岸信介と言えば
安倍首相の祖父にあたる方でしたものね
(今頃気が付きましたっw)
特にこうした
外国相手の問題に
ご苦労された方なのですね。
ぴーちさんへ
黒田裕樹 仰るとおりです。岸首相の外交力が、その後の我が国の運命を大きく変えたことは、歴史が証明していますね。
青田です。 この当時の話は、
以前、聞いたことがあります。
とにかく、マスコミ、学校では、『安保反対。岸倒せ。』と
もの凄かったそうです。
デモ隊は、国会だけではなく、岸信介氏の自宅まで、
押しかけたそうです。
この時、自宅の中にいた幼児が安倍晋三氏です。
自宅前で、シュプレヒコールを聞かされていた
安倍晋三氏は、相当怖かったと思います。
『相当、怖かったと思います。』
その時、安倍氏の通っている小学校の担任の教師が、『岸信介は、国賊だ。安保は間違っている。』と言っていたのを
一人だけ手を挙げて、
『僕のお爺ちゃんは、間違ってない。先生のほうが間違っている』と担任に
発言したのが、当時、小学生だった現在の安倍晋三氏だったそうです。
小学生なのにこの時から、信念を持っていたということですね。
私は、アホな小学生だったので、恥ずかしい限りです。(笑)
青田さんへ
黒田裕樹 なるほど、そういうことですね。
隠されたエピソードを有難うございます。