つまり、我が国は世界とは全く異なる、独自の「日本文明」をもっていたということになりますが、我が国の伝統たる記紀にみられる記載と地質学的な知識との一致や、較正(こうせい)炭素年代法など最新の調査で明らかになった事実を鑑(かんが)みれば、ハンティントンの言葉を借りるまでもなく、我が国が古来より輝かしい歴史を誇っていることは明らかです。
我が国は、ハンティントンすら気付いていなかった、遥(はる)かに遠い過去からの独自の文明の源泉があったことを、もっと認識すべきではないでしょうか。
しかし、いまだに「世界四大文明」にこだわった、旧態依然(きゅうたいいぜん)の歴史教科書の記載をみれば、「日本文明の誕生」を人口に膾炙(かいしゃ)させることは、容易ではなさそうです。
※下記の映像は10月20日までの掲載分をまとめたものです。
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ぴーち こんばんは!
そうですよね!
日本は独自の文明を開拓してきた
優れた民族だと思います。
その部分は是非とも西洋かぶれ、
外国かぶれにならないように
しっかりと保持して行きたいものですよね。
ぴーちさんへ
黒田裕樹 仰るとおりですね。
外国の文化を吸収することは問題ないですが、同時に我が国の文化を捨ててしまうような行為は認められません。