次いで743年には、大仏の造立(ぞうりゅう)によって我が国の平安を築こうとする壮大な計画の下に、大仏造立の詔が出されました。
当初は紫香楽宮で計画が進められた金銅仏(こんどうぶつ)の造立は、745年に平城京に都が戻ると、場所を移して再開されました。
8世紀当時の最新の技術によって造られた大仏は、約10年の歳月を費やして752年にようやく完成し、東大寺(とうだいじ)で僧侶(そうりょ)1万人が参列した盛大な開眼供養(かいげんくよう)が行われました。
※下記の映像は8月19日までの掲載分をまとめたものです。
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ぴーち こんばんは!
東大寺は華厳宗=天台宗の管轄ですね。
建立された時代にはまだ力を成していた宗派でも
時代が移り変わり、色々な邪教がそこへ
入り込んでしまった事は残念な結末です。
ぴーちさんへ
黒田裕樹 確かに宗派は時代によって変化しますからね。
色々なことが起きています。