巻き返しを図りたい藤原四兄弟の武智麻呂(むちまろ)・房前(ふささき)・宇合(うまかい)・麻呂(まろ)は、聖武天皇の后(きさき)であり、自分らの妹でもある光明子を皇后(こうごう)にしようと計画しました。
皇后は天皇の代わりに政治が行えるほか、場合によっては自らが天皇として即位できるという大変重い地位でした。しかし、律令では「皇后は皇族に限る」と明記されており、藤原氏出身の光明子が皇后になれる資格はなく、長屋王もそれを理由に四兄弟の願いを退けました。
このこともあって、長屋王と藤原四兄弟との仲は次第に険悪になっていきましたが、そんな折にとんでもない事件が起こってしまうのです。
※下記の映像は8月15日までの掲載分をまとめたものです。
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ぴーち こんばんは!
確かに
どんなに由緒正しいお家柄であっても
皇族でなければ皇后にはなれないというのは
根本的に超えられない壁が
存在する限り、手も足も出せませんね(^_^;)
ぴーちさんへ
黒田裕樹 常識で考えれば、まさに仰るとおりです。
ところが、その常識が覆される日がやってくるのも、歴史の何とも言えないところでもありますね。
詳しくは後日改めて紹介いたします。