この時代の大きな特徴といえば、何といっても大仏の造立(ぞうりゅう)であり、他にも三世一身法(さんぜいっしんほう)や墾田永年私財法(こんでんえいねんしざいほう)によって、それまでの公地公民制が崩れ、荘園が発達するきっかけがつくられたことも有名です。
しかし、奈良時代には私たちが知らされていない「もう一つの顔」があることをご存知でしょうか。実は、この時代は「政治の実権を握った者」が目まぐるしく移動しており、はっきり分かるだけで「6回」も交代しているのです。
わずか80余年の短い間に、なぜそれだけ頻繁(ひんぱん)に替わったのでしょうか。そのカギを握るのは、政権を担当した者が「藤原氏」か、あるいは「非藤原氏」か、ということでした。
※下記の映像は8月15日までの掲載分をまとめたものです。
(※黒田裕樹の「百万人の歴史講座」が始まりました。詳しくは下記のバナーをご覧ください)
※平成28年4月13日(水)創刊!無料メルマガ「黒田裕樹の歴史講座・メルマガ編」の登録はこちらからどうぞ。多くの皆様のご購読をよろしくお願いいたします。





いつも応援いただきまして、本当に有難うございます。
大阪講演同様、まるで現代のサスペンスドラマを見ているかのような(笑)、数々の興味ある事実の連続に、皆様もご満足いただけたようで何よりでした。また、摂関家を経済的に支えた「あるシステム」にも関心を寄せてくださったようです。

次回(第56回)の歴史講座は、平成28年9月18日(日)午後3時より東京・飯田橋で、並びに9月25日(日)午後2時より大阪・梅田で「日本文明の誕生」と題し、いわゆる「世界四大文明」に比類なき、独自の文明を築き上げてきた我が国の輝かしい古代史を、神話と考古学の両面から紹介する予定です。

(クリックで拡大されます)
また、今回の講演の内容は、41回に分けて8月11日よりYouTubeによる映像とともに更新を開始しますので、どうぞご期待ください。
(※黒田裕樹の「百万人の歴史講座」が始まりました。詳しくは下記のバナーをご覧ください)
※平成28年4月13日(水)創刊!無料メルマガ「黒田裕樹の歴史講座・メルマガ編」の登録はこちらからどうぞ。多くの皆様のご購読をよろしくお願いいたします。





いつも応援いただきまして、本当に有難うございます。