なお、乱後に松倉勝家は領地を没収されただけでなく、大名としては異例の斬首刑に処せられ、寺沢堅高は唐津藩の領地のうち天草領を没収されると、ショックを受けたのか後に自害して、寺沢家は御家断絶になりました。また、抜け駆けした鍋島勝茂も罰を受けています。
大名への斬首刑など厳しい処罰を行ったということは、それだけ幕府が島原の乱が起きたことに大きな衝撃を受けていたということであり、この後、幕府はますますキリスト教(=カトリック)への弾圧を強めることになりました。
1639年、幕府はポルトガル船の来航を禁止して、カトリックを信仰する国とは国交を断絶しました。さらに2年後の1641年には、平戸のオランダ商館を長崎の出島に移し、オランダ人と日本人との自由な交流も禁止するなど、長崎奉行の厳しい監視が続けられました。





いつも応援いただきまして、本当に有難うございます。
トラックバック(0) |
ぴーち こんばんは!
斬首刑ですか・・
丁度、10日ほど前に全く見覚えない人が
私の目の前で斬首刑で首を落とされ
驚いて
飛び起きたら、夢だったと言うのを思い出してしまいました(^_^;)(^_^;)
その日、そう言えば、携帯を紛失してしまいましたっけ・・
今思うと
悪いことが起きる前触れだったのかも・・(T_T)
まあ、私の話はさておき、
この場合は外国の陰謀を阻止したかった日本の措置だった訳で、決して相手がキリスト教だったからという話では無かったのでしょうけれど、
それでも、こう言う事実を伺うと、惨たらしい場面が
浮かんで来て、やり切れませんね・・・
ぴーちさんへ
黒田裕樹 それは大変な夢でしたね…。
今回の場合は、松倉氏の無茶な統治が島原の乱を生んでしまったのですから、極刑もやむを得ないと思います。
うろつき これだけ大き犠牲が出れば、キリスト教を排除したくなります。
トランプ氏みたいな事を言ってしまいましたが。
制限された貿易。
商人からすれば、つまらない話ですよね~(-_-;)
うろつきさんへ
黒田裕樹 仰るとおり、やむを得ないですね。
貿易は幕府の独占ですが、確かに商人にとっては旨みが少ないですね。