さらには我が国の敗戦に伴い、GHQ(=連合国軍最高司令官総司令部)から「日本国憲法」なるものを押し付けられたばかりか、制定後70年近くも一字一句改正されていない、という異常事態を招いているのです。
繰り返しますが、我が国には長い歴史によって構築されてきた「独自の不文憲法」が存在します。不文憲法を再認識することによって、現在の日本国憲法を「数ある法律の一つ」とみなすことで、改正を容易にしたり、あるいは廃止に踏み切ったりすることも検討できるのではないでしょうか。
現在の安倍晋三(あべしんぞう)首相の言葉を借りるまでもなく、本当の意味で「日本を取り戻す」ためにも、国民の叡智(えいち)を結集して「不文憲法の復活」を目指すべきではないかと訴えて、今回の講演を終わりたいと思います。
※下記の映像は1月6日までの掲載分をまとめたものです。
(※第51回歴史講座の内容はこれで終了です)





いつも応援いただきまして、本当に有難うございます。
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ぴーち こんばんは!
なるほど。そう言った事実というのは突然降って湧いてくるものではなく、長い歴史の中で生じた
負のスパイラルとして
脈々と
受け継がれているものなんだなと、改めて思いました。
個人にもそれは言える事だと思います。
先祖の悪行は、子々孫々にまで悪影響を
与えるものですしね。
現在を生きる私達が、しっかりと事実を見極めて
正しい選択をする事がいかに大事なことか
考えさせられますね。
ぴーちさんへ
黒田裕樹 仰るとおりです。
同じことの繰り返しでは我が子孫に禍根を残すのみです。
今こそ歴史の「正と負」の両方に学ばねばなりません。