「念のため言っておく。今の状態で阿南陸相が言うように本土決戦に突入すれば、我が国がどうなるか私は非常に心配である。あるいは日本民族はみんな死んでしまうかもしれない。もしそうなれば、この国を誰が子孫に伝えることができるというのか」。
「祖先から受け継いだ我が国を子孫に伝えることが天皇としての務めであるが、今となっては一人でも多くの日本人に生き残ってもらい、その人々に我が国の未来を任せる以外に、この国を子孫に伝える道はないと思う」。
「それにこのまま戦いを続けることは、世界人類にとっても不幸なことでもある。明治天皇の三国干渉の際のお心持ちを考え、堪(た)えがたく、また忍びがたいことであるが、戦争をやめる決心をした」。
※下記の映像は10月7日までの掲載分をまとめたものです。





いつも応援いただきまして、本当に有難うございます。
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ぴーち こんばんは!
そうですよね。
戦争を辞める決断と言うのは、始めることよりも
更に苦しい選択だったと思います。
まさに断腸の思いですね。
それでもこの決断のおかげで、それ以後の
日本には子孫が繁栄し、平和が70年間今日まで
続く事が出来ました。
それを考えると、天皇のこの時の苦渋の判断は
その当時を生きる人達には、非常に悔しい選択では
あったでしょうけれど、未来に生きる私達にとっては
どれほど有り難い選択であった事でしょう・・
ぴーちさんへ
黒田裕樹 仰るとおりです。
だからこそ、私たちは昭和天皇のご聖断を重く受け止めるとともに、陛下に感謝しなければなりません。
もりりん こんばんわ、はじめまして。
久々に乗る電車の待ち時間潰しに読み始め、
そのまま読みふけってしまいました。
保守的な家への反発から地球市民になっていましたが
歴史を趣味とすることで愚かさに気付き、帰化して日本人になった者ですw
かつてナポレオンはフランスの国民的英雄を再評価すること、
つまり歴史を見直して教育を行うことで近代国家のフランス人を作り上げたと言います。
しっかりとした歴史教育こそ、日本人の復活に不可欠のものと思います。
どうぞ、善き話をお聞かせください。
更新を楽しみにさせていただきます
もりりんさんへ
黒田裕樹 はじめまして、拙ブログにお越しくださり有難うございます。
お褒めのお言葉、光栄に存じます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。