いつの時代であろうとも、天皇なくして我が国の将来は有り得ません。このため、我が国ではポツダム宣言を受けいれるかどうか、態度を明確にしないまま連合国の出方をうかがうことにしたのですが、この裏には、アメリカによるとんでもない謀略が隠されていました。
実は、当初の宣言文には「日本が降伏すれば天皇の地位を保証する」と書かれていたのです。駐日大使の経験者で我が国の実情をよく知っていたグルーによって、我が国が宣言に応じやすいようにつくられていたのですが、土壇場(どたんば)でアメリカ大統領のトルーマンが削除しました。
トルーマンが削除した宣言が発表されたことによって、アメリカは宣言以前に決まっていた計画を実行に移しやすくなったのです。その計画こそが、悪名高い「原子爆弾の日本への投下」でした。
※下記の映像は10月7日までの掲載分をまとめたものです。





いつも応援いただきまして、本当に有難うございます。
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ぴーち こんばんは!
こう言う話を伺うと、なんとも言えない腹立たしさを
感じるものですが、トルーマンの様に日本に対しては敵意そのものしか感じられなかったアメリカ人が居る一方で、日本の事を少しでも理解してくれていたアメリカ人が一人でも居たという存在は貴重であり、
有りがたく思います。
ぴーちさんへ
黒田裕樹 個人ではなく、国家としての我が国への対応がこうであったという厳しい現実ですよね。
これをしっかり受け止め、未来へとつないでいかねばなりません。