講演当日の未明に安保法案が国会で成立し、午後に講演を行うというタイムリーな一日となりましたが、様々な事情によって「大東亜戦争が終わっていない」ことを、多くの皆様にご理解いただけたのではないかと自負しております。

次回(9月22日)は大阪講演を行います。東京同様、多数の皆様にお越しいただけることを心より願っております。
第50回黒田裕樹の歴史講座 (大阪講演)
「大東亜戦争その4 ~未完」
主催:一般社団法人正しい歴史を伝える会
後援:my日本・授業づくりJAPAN
日時:平成27年9月22日(火・休) 午後2時より
場所:大阪市立総合生涯学習センター 第1研修室
(※下線部をクリックすると、所在地や地図が書かれたリンク先に移動できます)
資料代:金1,000円
参加をご希望の方は、ブログ右下の「メールフォーム」を活用のうえ事前にご連絡くだされば幸いです。当日の飛び入り参加も歓迎いたします。
今回の講演の際に「大東亜戦争その1 ~予兆(第47回)」「大東亜戦争その2 ~苦悩(第48回)」「大東亜戦争その3 ~死闘(第49回)」のレジュメを、資料代として金1,000円(第47回・第48回・第49回でそれぞれ別料金となります)でお分けします。以前の講演にご参加いただけなかった皆様を中心にぜひお求めください。
なお、講座終了後に近辺の居酒屋で懇親会(会費金3,500円~4,000円程度)を行いますので、よろしければこちらにもご参加くださるようお願いします。





いつも応援いただきまして、本当に有難うございます。
しかし、これは「自決では年金が出ないので、軍の命令があったことにした」という背景があり、当時の指揮官が敢えて謂(い)われなき罪をかぶることで、多くの住民を救おうとした自己犠牲の精神がその真実だったのです。
沖縄戦から60年が経った平成17(2005)年、当時の指揮官やその遺族が、小説家や出版社を相手に名誉毀損(きそん)で訴えました。これを沖縄集団自決冤罪(えんざい)訴訟といいます。
冤罪訴訟は損害賠償請求を目的とする民事訴訟だったことから、最高裁まで争って「損害賠償金を取れなかった」という点では原告側の敗訴に終わりましたが、その一方で裁判所は「軍による自決命令は証明されていない」と判断しました。歴史の真実を明らかにするという点では実質的に勝訴だったのであり、こうした流れを受けて、最近の教科書からは「軍命による自決」の記載が削除されています。
※下記の映像は9月22日までの掲載分をまとめたものです。





いつも応援いただきまして、本当に有難うございます。
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ぴーち こんばんは!
私は幸か不幸か?集団自決は
沖縄の方の自己判断であると認識していましたが、
そうでしたか・・
指揮官が罪を被ったとは、初耳でした。
単に金銭的な問題だけならまだしも、
戦争に関してはA級戦犯やらと特に責任者への
風当たりは未だに強いですものね。
良かれと思って請け負った事なのに
子孫に迷惑が掛かるとは夢にも思わなかった事でしょうね。それだけ一人の人の命には
人間の考えが及ばない程の重みと繋がりが存在
するのでしょう。
いえねこ 普通に考えればわかりますが、当時の軍人が誰のために戦っていたのか履き違えてると考える方がおかしいですよね。 そして誰が最初にウソを言い始めたのかわかりませんが、悪意を感じます。
ぴーちさんへ
黒田裕樹 集団自決に関しては、真実をもっと多くの人々に知っていただく必要があると思います。
そのうえで自由な言論ができれば、それはそれでよいことです。
いえねこさんへ
黒田裕樹 仰るとおり、底知れぬ悪意を感じますね。
軍人であろうが誰であろうが、いわれなき誹謗中傷は許されないはずですが…。