一方、サイパン島のマッピ岬に取り残された民間人が、アメリカ軍の目前で岬の絶壁から「天皇陛下、万歳!」と叫びながら次々に身を投げて自決したことから、マッピ岬はやがて「バンザイクリフ」と呼ばれるようになりました。
なお、平成17(2005)年6月に、天皇・皇后両陛下が戦没者慰霊の目的でバンザイクリフをご訪問され、岸壁まで歩まれた後に、多くの方々が身を投げた海に向かわれ、黙祷(もくとう)を捧(ささ)げられました。
さて、サイパン島の陥落によって我が国の絶対国防圏が崩壊したのみならず、太平洋全域における制海権並びに制空権をアメリカ軍に奪われました。さらにはサイパン島の基地を飛び立った新開発の長距離重爆撃機B29が、日本本土の工業地帯に爆撃を加え始めるなど、我が国は本土の防衛すらままならない状況へと追いつめられていったのです。
※下記の映像は9月3日までの掲載分をまとめたものです。





いつも応援いただきまして、本当に有難うございます。
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ぴーち こんばんは!
同じ「ばんざい」でも、
この万歳の光景は、想像しただけでも
背筋が凍る光景です。
二度とこのような意味で
万歳をしないようにしたいものです。
ぴーちさんへ
黒田裕樹 仰るお気持ち、お察しします。
戦争は一方だけではできませんから、このような悲劇を起こさないためにも、安全保障の枠組みをしっかりと構築すべきですね。