それに満州国は我が国のみが承認したわけではありません。満州の権益を狙っていたアメリカは、満州事変を「九ヵ国条約違反」として我が国を非難しましたが、イギリスは「満州国の独立宣言は九ヵ国条約によって禁じられない」という見解を示し、満州国を事実上容認しました。
なぜなら、満州事変や満州国の建国が、日本人居留民の保護を目的としていたことを、同じように中国大陸に利権を持っていたイギリスが理解していたからです。また、イギリスにとっては、自国の利権を侵害さえしなければ、満州国の存在が対ソ連の防波堤としてかえって好都合であることを見抜いていたと思われます。
しかし、国民政府が柳条湖事件を日本の侵略として国際連盟へ提訴したため、その後に連盟理事会が満州へ調査団を派遣することになり、昭和7(1932)年にイギリスのリットンを団長とするいわゆるリットン調査団が、約5ヵ月にわたって日本や満州・中国など各地を訪問した後、同年10月にリットン報告書を連盟理事会に提出しました。
※下記の映像は6月15日までの掲載分をまとめたものです。
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ぴーち こんばんは!
これだけの情況証拠が揃っているにも関わらず、日本が悪者扱いされるという事は、日本政府がキチンと分かるように説明責任を果たして居ないのか。
あるいは、濡れ衣を着せている側の国が全く
耳を貸さない状態なら、そちらの国の態度も
大きな問題では無いかと思われます。
ぴーちさんへ
黒田裕樹 仰るとおり、本来であれば現政府が積極的に発言して、我が国の正しい歴史観を取り戻すべきなのです。
いつまで他国に対して卑屈になるつもりなのでしょうか。
宋三姉妹の存在
青田です。 黒田先生
青田です。
私は、満州事変からの日本へのアメリカの嫌がらせ、
日本=悪者のプロパガンダでは、
宋三姉妹がかなり、影響している気がします。
この三姉妹のアメリカでのプロパンダ、ロビー活動は、もの凄かったです。
宋姉妹は、徹底的な日本嫌いで、
しかも、
長女の宋靄齢は、カネを愛しました。
大財閥家の国民政府財政部長を務めた孔祥熙と結婚。ソオドアルーズベルトのパーティーにも参加するほどアメリカに太いパイプがありました。
次女の宋慶齢は、革命家を愛しました。
孫文と結婚しました。
三女の宋美齢は、権力を愛しました。
蒋介石と結婚しました。
ルーズベルト大統領とその妻のエレノアと非常に親密な関係を創りました。
この三姉妹は、徹底的にアメリカで、ロビー活動をしまくり、日本潰しを訴えました。
ただ、それだけのことをするということは、頭も良かったのでしょうが。。
青田さんへ
黒田裕樹 まさに「歴史の陰に女性あり」ですね。