1.明治憲法は、君主が強い権力を持つ外国(=プロイセン)の憲法の引き写しである
2.「天皇大権」によって、議会や内閣の権限は弱められた
3.国民の権利は法律で制限されたため、治安維持法による弾圧があった
これらが本当であったかどうかということも大きな問題ですが、さらに深刻なのは、「明治憲法の制定に至る歴史の流れ」が完全に無視されていることです。
いくら公民教科書だからとはいえ、国の基本法たる憲法制定に関する歴史的経緯の記載がなければ、本当の意味での憲法の理解には到底至らないのではないでしょうか。
今回の講演は、教科書で省かれてしまっている「明治憲法の制定に至る歴史的経緯」から紹介していきたいと思います。
※下記の映像は3月12日までの掲載分をまとめたものです。





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ぴーち こんばんは!
確かにどんなに海外では優れた憲法が謳われていたとしても、それをそのまま、日本に当てはめてしまうことに抵抗は無かったのでしょうか?
伝統ある日本の歴史を度外視した憲法が
日本の土壌に馴染み、しっかり浸透するのかどうかというのは検討されなかったのでしょうか?
ぴーちさんへ
黒田裕樹 > 確かにどんなに海外では優れた憲法が謳われていたとしても、それをそのまま、日本に当てはめてしまうことに抵抗は無かったのでしょうか?
> 伝統ある日本の歴史を度外視した憲法が
> 日本の土壌に馴染み、しっかり浸透するのかどうかというのは検討されなかったのでしょうか?
仰るお言葉ですが、実は明治憲法はその「真逆」なんですよ。
そのあたりについてもこれから詳しく紹介します。
前半の「実際に高校で行われている授業」に関しては、あまりのリアルさに失笑する方もおられました。皆様に真実を知っていただくためにも、このような取り組みを継続して行いたいと思います。

なお、今回の「公民授業」に関しては、後半の講演部分を24回に分けて、3月3日よりYouTubeによる映像とともに更新を開始しますので、どうぞご期待ください。





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