菅首相は、自民党に対して大連立を持ちかけるなどして、自身の延命を図ったもののうまくいかず、結局、震災から5ヵ月後の平成23(2011)年8月に退陣を表明しました。
かわって翌9月2日に内閣総理大臣に就任したのは、新たに民主党の代表となった野田佳彦(のだよしひこ)氏でした。しかし、前年(平成22年=2010年)の参議院選挙での大敗によって、民主党が衆議院では圧倒的多数の議席を持つものの、参議院では過半数に満たないという「ねじれ現象」であったことが、野田政権にとって大きな足かせとなりました。
そんな中、野田首相は平成24(2012)年3月に、消費税の税率を現行の5%から10%まで段階的に引き上げるとする、消費増税関連4法案を含んだ社会保障・税一体改革関連法案を閣議決定し、国会に提出したのです。
(※下線を引いた事例については、リンク先もご参照下さい)





いつも応援いただきまして、本当に有難うございます。
トラックバック(0) |
ぴーち こんばんは!
なんというか。
これまで長い間、自民党政権が続いて来て
政権交代した民主党にとっては、政策が軌道に乗るまでにはそこからまた数年の月日を要する事になると思います。そんな矢先にいきなり大試練を与えられてしまった事で、いっきに腰砕けになってしまったのでしょうね。
人間ならば、ハイハイしていた赤ちゃんが、ようやくつかまり立ちを始めた矢先と似ています。
本来ならば、国民もその成長を温かく見守るくらいの心の余裕が必要なのかも知れませんが、
時代が直ぐにでも経済回復を求め
それを許さない状態でしたので、
民主党には既に成人した大人であってもらわなければならなかったのでしょうね。
勿論、一国を背負って立とうという宣言をしたからには、成熟した政党でなければならないはずですし、そうでなければ行けなかった訳ですものね。
きっとその当時の民主党は、まずは政権を奪う事だけが目標であり、政党内の成熟度は
まだまだ完成されていない状態だったのではないかと(勝手に)推測させて頂きました。
ぴーちさんへ
黒田裕樹 > きっとその当時の民主党は、まずは政権を奪う事だけが目標であり、政党内の成熟度は
> まだまだ完成されていない状態だったのではないかと(勝手に)推測させて頂きました。
ぴーちさんのお考えも十分に成り立つと思います。
政権を取った以上は、半人前では困りますからね。