その後、会談の翌月となる平成14(2002)年10月に、5人の拉致被害者が、一時帰国を条件に我が国に帰国しましたが、国民世論の高まりや家族会の要望、さらには安倍晋三内閣官房副長官や中山恭子(なかやまきょうこ)内閣官房参与の働きかけなどにより、日本政府は帰国した被害者を北朝鮮へ帰すことを拒否したほか、5人の家族の帰国も要求しました。
これに対し、北朝鮮は「約束違反だ」と我が国を非難しましたが、小泉首相は平成16(2004)年5月に2度目の日朝首脳会談を行い、生存被害者5人の家族の帰国を実現させました。
なお、当初は「死亡」が伝えられた、横田めぐみさんら拉致被害者8名ですが、その後に北朝鮮から渡された「死亡診断書」の内容が杜撰(ずさん)だったことや、被害者のものとされた遺骨のDNAが全く異なっていたことから、めぐみさんらが「本当は生きている」ことが有力視されています。
(※下線を引いた事例については、リンク先もご参照下さい)





いつも応援いただきまして、本当に有難うございます。
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ぴーち こんばんは!
世の中には様々な親子の縁が有りますね。
生まれてまもなく目の開かないうちから
天に召されてしまう子供もあれば、
思い余って子供を亡き者にしてしまう親も有ります。
またこうして
自分達の意志とはまるで関係のないものに
関係を引き裂かれて、親子でありながら
会えない関係も。
自らの意志で家族から離れて暮らす親子関係は
こうした事実を考えれば、まだまだ幸せな家族関係だと思わずには居られません。
子供自らの意志で家を飛び出したのなら、
親の方も死んだものと諦めも付くでしょうけれど、
横田夫妻のお気持ちがどんなに辛く悲しいものかは
当事者ではない私には想像にも及ばない事ですが、
それでも、なんとかご夫妻が存命中に
めぐみさんと再会出来る事を心よりお祈り致します。
ぴーちさんへ
黒田裕樹 お言葉、まさしくそのとおりだと思います。
横田めぐみさんはもちろん、すべての拉致被害者の皆様の、一日も早いご帰国を願ってやみません。