これによって、米国内の多くの銀行や政府系企業が資本の大幅な損害を被(こうむ)り、2008(平成20)年9月15日には、アメリカの投資銀行であるリーマン・ブラザーズが破綻(はたん)状態となったことをきっかけとして、続発的に世界的金融危機が発生したことから、「リーマン・ショック」と呼ばれるようになりました。
我が国では長引く不況の影響もあって、サブプライムローンの関連債権に手を出していた企業はそれほど多くはなかったのですが、世界的な経済の冷え込みによって、各種の通貨から急速なドル安が進んだことで、米国市場への依存(いそん)が強かった輸出産業から大きなダメージが広がり、結果として日本経済の大幅な景気後退へとつながっていきました。
同年10月16日には、東京株式市場が史上2番目の急落を記録したことから、麻生首相は金融危機に対応するために解散の先送りを決定しましたが、このことがマスコミによって問題視されたことから内閣支持率が急激に低下し、12月には20%台にまで落ち込みました。
(※下線を引いた事例については、リンク先もご参照下さい)





いつも応援いただきまして、本当に有難うございます。
トラックバック(0) |
青田です。 黒田先生
青田です。
麻生氏は、経済には、非常に卓越した能力を持っていました。
それなのに、馬鹿マスコミは
『漢字が読めない。』『カップヌードルの値段を知らない。』
挙区の果てに、
『銀座で、高いモノを食べていた。』とバッシングしていました。
政策批判は、全くせず、
『だから、何が悪いねん。』ということばかりです。
あまり、他人のことを誹謗中傷をするのは、好きではありませんが、
小学校低学年が、学校で、同級生を馬鹿にするようなことが大々的に報道していたことに、
マスコミのアホさに呆れます。
まだ、小学校の学校新聞のほうがまともな気がします。
徳川家康のことを考える10倍くらい
血圧が上がり過ぎてしまいました。(怒)
青田さんへ
黒田裕樹 仰るとおりだと思います。
ただ、当時のマスコミに乗せられて、翌年の総選挙で自民党を惨敗させたのもまた国民なんですよね…。
私もその一人です。
青田です。 黒田先生
青田です。
お恥ずかしい話ですが、
私もその一人です。
そう考えると、マスコミを批判する資格がないですね。
猛反省します。(苦笑)
ぴーち こんばんは!
マスコミには常に客観的で平等な目線で世の中で起きている出来事を報道して貰いたいと願いたいですが、実際的には万華鏡の様にクルクルと姿を変え、真っ直ぐ差し込んできた光を途中でわざと屈折させる様な偏見に満ち溢れた世界なのですね。
最近のSNSなどにも言える事でしょうけれど、誰かがネットで述べた発言があたかも国民の大半意見かの様に力を発揮してしまう現象も、ある意味、怖い現象でも有ります。
青田さんへ その2
黒田裕樹 いえいえ、民主党政権を誕生させたのは、国民全員の責任でもあります。
各々が過去を振り返ることによって、今後の指針となれるように精進すべきだと思います。
ぴーちさんへ
黒田裕樹 残念ながら、現在のマスコミの大半の姿勢は、ぴーちさんの仰るとおりと言わざるを得ないですね…。
だからこそ、ネットの世界を通じて自力で真実を導き出さないといけません。
しかし、参議院で民主党を中心とする野党が過半数の議席を得ているという、いわゆる「ねじれ国会」の状況において、参議院では初めてとなる問責決議案が可決されるなど、福田首相は厳しい政権運営を強いられました。
結局、福田内閣は誕生から1年足らずの平成20(2008)年9月24日に総辞職し、かわって、吉田茂(よしだしげる)元首相の孫にあたる麻生太郎(あそうたろう)氏が内閣を組織しました。
麻生内閣の誕生当時、衆議院の任期があと1年に迫っていたことから、野党やマスコミはこぞって解散を要求しました。麻生首相本人も、内閣支持率が高い就任直後のうちに解散することを計画していましたが、海の向こうから起きた世界的な金融危機によって、政治的空白を生む解散どころではなくなってしまいました。
いわゆる「リーマン・ショック」のことです。
(※下線を引いた事例については、リンク先もご参照下さい)





いつも応援いただきまして、本当に有難うございます。
トラックバック(0) |
ぴーち こんばんは!
すみません。余りに任期期間が短すぎたせいか、福田首相の顔すら覚えていないぴーちですm(__)m
それとも、その後の麻生さんの印象が強すぎて
薄れてしまったのか・・(^^ゞ
リーマンショックでは日本もかなりのダメージを受けたようですが、当のアメリカの景気回復の進み具合が日本よりもはるかに急速に見えたのは私だけでしょうか?
ぴーちさんへ
黒田裕樹 確かに麻生首相の印象が強すぎて、福田首相のイメージが薄いですね(笑)。
リーマンショックの後、ほとんどの国は経済政策の成功によって景気を回復させましたが、我が国だけがなぜか出遅れてしまいました。ちなみに当時は民主党政権です。
教育基本法の改正に始まり、防衛庁の「防衛省」への昇格、憲法改正の布石となる国民投票法の制定、天下り規制などを定めた公務員制度改革など、過去半世紀の全ての首相が敬遠してきた、国家の土台部分の難しい宿題を一気に前進させました。
しかし、その性急な改革が既得権者に対する深刻な恨みを買い、一部マスコミからなどの壮絶なバッシングを受けたほか、そのあまりにも偏向したネガティブキャンペーンによって、政権の「真の姿」を見失った国民の批判にさらされたのみならず、最後は自身の病気で退陣を余儀なくされるなど、まさに「刀折れ矢尽きた」状態で、安倍首相は政治の表舞台から「一旦(いったん)は」姿を消したのです。
ちなみに、朝日新聞が当時の政治評論家に対して、「安倍政権を叩くことが社是であり、安倍の葬式はウチで出す」と高らかに宣言したというエピソードが伝わっており、マスコミの姿勢として重大な問題があると今も指摘されています。
(※下線を引いた事例については、リンク先もご参照下さい)





いつも応援いただきまして、本当に有難うございます。
トラックバック(0) |
青田です。 黒田先生
青田です。
ジャーナリストの政治家への攻撃は、
仕方ありませんが、
あまりにも、下劣で、品性がなく、幼稚です。
(これをヘイトスピーチとは言わないのが不思議です。)
マイケル・ムーアは、ブッシュ大統領が大嫌いでしたが、テーマを決めてドキュメンタリー映画で、批判していました。
『銃の問題』、『医療の問題』、『資本主義の問題』です。
マイケル・ムーアにたいしては、賛否両論ありますが、日本のマスコミは、政策批判ではなく、
安倍氏の個人批判なので、まるで、子供です。
人間とは、社会に出ても、成長しないモノなんですね。(笑)
青田さんへ
黒田裕樹 確かに、これ以上の「ヘイトスピーチ」はないですね。
子供以下の人間が、子供のような態度をとって自己満足するんですから、マスコミの自浄能力に期待できるはずもないですよね(呆)。
学歴って、何だろう?
青田です。 黒田先生
青田です。
この安倍氏をバッシングしたマスコミ会社は、
一流大学を卒業し、厳しい競争率で、就職してきたいわば、エリートです。
この当時の野党の
中核メンバーは、東京大学卒業者が多くいました。
しかし、歴史認識などは、中学生レベルでした。
つくづく、日本の大学、一流企業とは何だろう?
と思ってしまいます。
柱のない戦後、教育の歪みを感じます。
ちなみに、
私は、高校卒が最終学歴ですが、
実は、大学に入って、マスコミ業界に入るのが
夢でした。(その当時は、華やかに見えました。)
そういう私が何を言っても、負け犬の遠吠えかもしれませんが。。
ぴーち こんばんは!
なんというか・・確かに我が国の首相というのは、世界中何処の国よりも過酷で、大変な課題を常に抱えている状態が続いている中を切り盛りしていくのだから、本当にご苦労様です言う思いを抱きますが、
現実問題
首相を目指す人達は、本当に日本の国の為に我が身を粉にして最善を尽くしたいがためになりたいと思うのか。または
一度は頂点に上り詰めさえすれば、それで満足。地位と名声さえ手に入れる事が出来れば、国がどうなっても後は「野となれ、山となれ」で退陣すれば良いと思っているのか。。
時々、後者の考えの方の首相が多いのでは無いかと思うときが有ります。
是非とも安部首相は前者であって貰いたいと願います。
万里ママ 朝日、思えば当時からちょっと・・・
だったのですよね。
安倍首相には、マスコミに振り回されず、
今回こそは、ご自分の体調に留意しつつ、
最善を尽くしていただきたいものです。
青田さんへ その2
黒田裕樹 学歴だけで「頭が良い」と錯覚する時代は、頭でっかちばかりで経験不足が支配した昭和初期の各界で痛い目にあっているはずなのですが…。
歴史に学ばない限り、同じことの繰り返しになりそうですね。
ぴーちさんへ
黒田裕樹 安倍首相が「前者」であったからこそ、既得権者やマスコミから猛烈なバッシングを受けていたのではないかと私は確信しております。
だからこそ、現政権には一日も長く活躍していただきたいものです。
万里ママさんへ
黒田裕樹 こういう話が表沙汰になったこと自体、マスコミにとっては致命的なことであるという自覚を持っていただきたいものですが…。
仰るとおり、安倍首相にはご健康に留意のうえ、我が国のために最善を尽くしていただきたいと切望いたします。
オバrev 確かにバイアスかけた情報で国民を欺くと言うのは、以前は出来ていたかもしれないけど、ネットというツールが普及した現在では、そういう情報操作は通用しなくなっています。
イスラム国の人質など、国際社会でやっていくには避けて通れない問題も今起こっていますが、目先のことに惑わされずに、本質を貫いていくのが安倍政権の本筋でしょうから、今までどおり真正面からぶつかって行って欲しいと思います。
オバrevさんへ
黒田裕樹 仰るとおり、ネットの普及による影響は大きいですね。だからこそ狙い撃ちにもされるのですが…。
後半のご見解は、私も同感です。
安倍首相は17歳の頃から難病である潰瘍性大腸炎(かいようせいだいちょうえん)を患(わずら)っており、首相に就任する数年前には治まっていましたが、一部マスコミによる度重なるネガティブキャンペーンによるストレスの影響もあったのか、続投宣言をした直後に腸の症状が悪化したのです。
安倍首相は平成19(2007)年8月27日に内閣改造を行って臨時国会を召集し、9月10日には所信表明演説まで行いましたが、自らの体調の限界を感じた首相は、9月12日に突如として退陣を表明しました。
退陣の際、記者会見において、安倍首相が自らの健康問題について触れなかったことから、マスコミからは「政権投げ出し」「無責任」など非難の大合唱を受けてしまいました。かくして、第一次安倍政権は、わずか1年という短期間で総辞職を余儀なくされたのです。
なお、安倍首相の潰瘍性大腸炎ですが、特効薬の発見によって今では治癒(ちゆ)しているとのことです。
(※下線を引いた事例については、リンク先もご参照下さい)





いつも応援いただきまして、本当に有難うございます。
トラックバック(0) |
青田です。 黒田先生
青田です。
安倍氏の件に関しては、無性に、
悲しいモノを感じます。
彼は、純粋に政治にたいして、取り組んでいました。
政治家の仕事は、政治をすることですが、それが、多くの政治家がせず、権力欲、金銭欲、名誉欲だけで、失われた20年になっています。
裏を返せば、政治家の仕事は、権力闘争になっていました。
それにたいして、安倍氏は、元々、経済的には、恵まれていたがゆえに純粋に政治のことを取り組めました。
それにしても、マスコミのネガティブキャンペーンは、凄かったです。
マスコミというのは、元々、反権力的な要素があることは、承知しています。しかし、やり方というのがあると思います。
安倍氏にたいするマスコミのネガティブキャンペーンは、完全な『いじめ』であり、
ましてや、第二次安倍内閣発足時の「安倍氏の病気」にたいするマスコミの誹謗・中傷は、
それこそ、『人権問題』だと思います。
普段、『人権が大事。』と喧伝している某野党が
そのことを何も言わないのは、不思議です。
ぴーち こんばんは!
一昔前は潰瘍性大腸炎は難病指定されていて
完治出来ない病気とされていましたものね。
今は○サコールという薬が開発されたので
救われた方も多いでしょう。
ちなみに我が家の父も同じ病気を以前告知されたのですが、去年入院した際に医者に
大腸炎にはなってませんよ?と言われて
あれは誤診だったのか、それとも自然治癒して
しまったのか、未だに謎が深まるばかり(^^ゞ
兎にも角にも
やはり何を成し遂げるにしても体が資本。健康第一ですね!
青田さんへ
黒田裕樹 仰るとおりですね。現在もそうですが、安倍首相へのネガティブキャンペーンは度を越しています。
普段から人権を声高に叫ぶ人間ほど、まるで親の仇であるかのように彼を攻撃するのは何故でしょうか…。
ぴーちさんへ
黒田裕樹 仰るとおり、身体が資本ですよね。
ましてや一国の宰相ですから、これからも健康には気を付けていただきたいものです。
例えば、朝日新聞では年金記録問題が6月中には毎週平均で50件、7月には30件も記事にされるという驚異的な数字を続け、こうしたマスコミの意図的な誘導によって、安倍首相の内閣支持率は急激に低下し始めました。
もっとも、安倍首相も手をこまねいていたわけではありません。松岡農水相の自殺と前後して、年金記録問題に対して驚異的なスピードで対処しはじめ、6月30日には年金時効特例法を国会で成立させたほか、同じ日には懸案だった「公務員制度改革関連法」も成立させました。
しかし、これだけの実績をマスコミが一切報道しなかったばかりか、悪意あるネガティブキャンペーンを演出し続けたことによって、安倍政権は国民の信頼を失い、同年7月29日に行われた参議院選挙において、自民党が大敗を喫してしまったのです。
なお、先述した新聞記事ですが、選挙後には毎週平均10件以下にまで激減しており、この事実を鑑みれば、年金記録問題が「安倍潰しのキャンペーン」に使われ、そしてそれが成功したといえそうです。
(※下線を引いた事例については、リンク先もご参照下さい)





いつも応援いただきまして、本当に有難うございます。
トラックバック(0) |
ぴーち こんばんは!
年金問題となると国民一人一人が自ら収めてきた
血の滲むような思いのお金ですので、
それが有耶無耶にされてしまう言う事は
老後の死活問題に直結しますので、不安は増大し
一気に不信感は広がりやすかったのでしょう。
一度見つかった穴を急いで塞ごうとしても
塞ぎ切れなかったという事はそれだけ
お金の問題で拗れると厄介だという事なのだと思います。
ぴーちさんへ
黒田裕樹 仰るとおり、実に厄介でした。
だからこそ、すべての責任を安倍首相に押し付けることができたのであろうと思われます。
さて、来る1月17日(土)に大阪府茨木市にて、また1月18日(日)に大阪府豊能町にて、下記のとおり私こと黒田裕樹の講演を行いますので、ブログをご覧の皆様にもご案内いたします。よろしければぜひご参加ください。
第59回よく分かる歴史講座
(大阪府茨木市)
「日本国憲法の真実」
日時:1月17日(土) 14:00~16:00
場所:茨木市福祉文化会館 202号室
(※下線部をクリックすると、所在地や地図が書かれたリンク先に移動できます)
資料代:金500円
第32回ワクワク歴史講座
(大阪府豊能町)
「徳川家康 ~歴史に学んだ男」
日時:1月18日(日) 14:00~16:30
場所:豊能町立西公民館 中会議室
(※下線部をクリックすると、所在地等が書かれたリンク先に移動できます)
会費:金500円
ちなみに、今後(平成27年2月~)も引き続き私こと黒田裕樹の講演を以下のとおり行いますので、ブログをご覧の皆様もよろしければぜひご参加ください。
(※以下は追記にて紹介します)
(大阪市浪速区)
「関ヶ原の戦い」
日時:2月7日(土) 14:00~16:30
場所:ルネッサなんばタワーマンション会議室
参加費:金3,000円
上記の講座に参加をご希望の方は、13時45分にJR難波駅前みどりの窓口に集合してください。また、参加費については下記口座まで事前にお振込みをお願いします、とのことです。
★三井住友銀行阿倍野支店(普)7523893
スタジオ ウェル アップ ダイヒョウ ハシバ ユミコ
★ゆうちょ銀行 14120 59741031
スタジオ ウェル アップ ダイヒョウシャ ハシバ ユミコ
お申込みやお問い合わせの詳細については、080-1918-1615(畠山)までおたずねください。





いつも応援いただきまして、本当に有難うございます。
追記を閉じる▲
当時、安倍首相にさしたるスキャンダルが見当たらなかったことで、その代わりとばかりに一部マスコミが閣僚のスキャンダル探しに躍起となっており、自らの事務所費問題などを抱えていた松岡農水相が、そんなマスコミの「スケープゴート」として「自殺」に追い込まれたといっても差し支えありませんでした。
信頼していた閣僚に自殺されるという衝撃を受けた安倍首相に、さらなる大きな問題が浮上しました。折からの社会保険庁改革関連法案の審議中に、「年金記録が五千万人分も消失していた」という事実が明らかになったのです。
しかし、これは基本的に「社会保険庁管轄の事務処理の問題」であり、歴史的な怠慢の結果であって、安倍政権が責任を負うものではありませんでした。にもかかわらず、一部マスコミは「安倍叩きの絶好のチャンス到来」とばかりに、安倍首相に責任を全部押しつけるという、言いがかりとしか思えないネガティブキャンペーンを始めました。
(※下線を引いた事例については、リンク先もご参照下さい)





いつも応援いただきまして、本当に有難うございます。
トラックバック(0) |
ぴーち こんばんは!
仰るとおり、いくら首相に政治的手腕を期待できても
その周りを固めている大臣を始め、あらゆる官僚もまた注目される存在となるので、気の抜けない毎日を過ごす事となるでしょうし、粒ぞろいでなければいけないという事なのでしょうね。
所で社会保険庁がこのほど民間に業務委託を
されたようですが、どうも送られてくる案内や
書類が滞ったり、一度申請が済んでいる内容なのに
同じような案内が二重に送られてきて、申請されていないような内容が書かれていたりとどうも連携が上手くいかないのが気になります。
また同じような不手際が起きなければ良いなと懸念しいますが・・
ぴーちさんへ
黒田裕樹 昨年9月に改造した第二次安倍内閣も、ウチワ問題などが明るみになって混乱しましたよね。
政策無視で何を追及しているのか…。
体制は変わっても、本質が同じであれば意味がないですよね。今後の展開に期待したいですが…。
同じ平成18(2006)年12月には防衛庁設置法を改正し、それまで内閣府の外局としての存在でしかなかった防衛庁を、独立した行政組織となる「防衛省」に昇格させました。
また、翌平成19(2007)年5月には、憲法改正を実現するための「国民投票法」を成立させました。日本国憲法第96条に明記されている憲法改正に関する規定に関して、そのための重要な手続きたる国民投票についての法律が、憲法施行から60年経ってようやく誕生したのです。
さらに同じ5月には、イラクにおける支援活動を2年延長するため、イラク復興支援特別措置法を改正するなど、第一次安倍政権は着実に実績を積み重ね、それを評価した市場によって、低迷を続けていた日経平均株価が18,000円台にまで上昇しました。
しかし、そんな安倍首相に対して、一部マスコミは閣僚を対象に執拗(しつよう)なスキャンダルの追及を重ねるなど、政権を側面から追い込もうと懸命になっており、そんな中、一つの悲劇が起きてしまったのです。
(※下線を引いた事例については、リンク先もご参照下さい)





いつも応援いただきまして、本当に有難うございます。
トラックバック(0) |
ぴーち こんにちは!
安部首相は戦後生まれであるからこそ、
防衛改革をなんなく推し進めることが
出来るのかもしれないと思うときが有ります。
経済の事もまるで分からないぴーちですm(__)m
それに最近起きたばかりの政治的動向も
過ぎてしまうと、忘れてしまうものですね(^^ゞ
これではいけないと思うのですが、
ある悲劇とは何でしょうか?
明日のお話を楽しみにしています。
ぴーちさんへ
黒田裕樹 第一次安倍政権とその後、さらには現在の安倍政権をそれぞれ比較すれば、確かに「安倍首相だから成し得ること」は多いようですね。
悲劇については…あまりにもお気の毒でした。
これを憂(うれ)えた安倍首相は、教育基本法に関する特別委員会を新たに設置して、国会会期中の平日の大部分を充当するという、まれにみる長時間の審議を重ねた末に、政権誕生からわずか3ヵ月後の平成18(2006)年12月に改正法を成立させました。
しかし、これだけの慎重な審議に対して、一部のマスコミが反対のキャンペーンを連日のように展開したほか、日本教職員組合(=日教組)が3億円もの予算を投入して、組合所属の教師など約15,000人が、平日に国会前のデモに参加するなどの抵抗を見せています。
改正された教育基本法では、教育の目標として「伝統と文化を尊重し、それらを育んできた我が国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養う」ことなどが明記されました。
なお、教育基本法の改正にもとづいて、学校教育法などの教育改革関連三法も改正され、平成19(2007)年6月に成立しています。
(※下線を引いた事例については、リンク先もご参照下さい)





いつも応援いただきまして、本当に有難うございます。
トラックバック(0) |
ぴーち こんばんは!
そうですよね・・
教育の現場で道徳観や倫理観を子供に諭してくれれば、その観念が満遍なく均等に行き渡りますが、
学校でそれを教えなくなれば、家庭にその役割が
任せられる事になるので、それをしっかり親が教えられる家庭とそうでない家庭に分かれてしまい、
将来的には徳心の無い大人が生まれてしまう可能性やその格差が如実に顕れますよね。
ぴーちさんへ
黒田裕樹 > 教育の現場で道徳観や倫理観を子供に諭してくれれば、その観念が満遍なく均等に行き渡りますが、
> 学校でそれを教えなくなれば、家庭にその役割が
> 任せられる事になるので、それをしっかり親が教えられる家庭とそうでない家庭に分かれてしまい、
> 将来的には徳心の無い大人が生まれてしまう可能性やその格差が如実に顕れますよね。
仰るとおりです。
教育における普遍的な指導ができなければ、家庭によって人間に様々な「格差」が生まれますよね。
「差別をなくそう」という教育のスローガンが虚しく聞こえます。
初の戦後生まれであり、戦後最年少(52歳0ヵ月)の総理大臣となった安倍首相は、「戦後レジューム(=体制)からの脱却」を唱え、戦後日本のあり方を根本から見直すと宣言しました。
壮大な国家としての目標に対して、既得権者やマスコミを中心に就任直後から様々なバッシングを受けた安倍首相でしたが、第一次内閣のわずか1年余りの任期中に、就任直後の所信表明演説で掲げた政策の多くが法律として成立したほか、ほとんどの項目を答申や政策として着手しました。
そんな安倍首相が第一の目標に定めたのが、昭和22(1947)年の制定以来、そのままにされ続けた教育基本法の改正でした。
(※下線を引いた事例については、リンク先もご参照下さい)





いつも応援いただきまして、本当に有難うございます。
トラックバック(0) |
ぴーち こんばんは!
またまた初歩的な疑問で恐縮ですが、
安倍総理が求める教育基本法改正とは
いわゆる「教育勅語」の復活を意味するのですか?
ぴーちさんへ
黒田裕樹 「教育勅語」の復活ではありません。
それよりももっと基本的である、我が国の伝統や文化に関する内容が中心となります(詳しくは次回の更新で紹介します)。