7世紀の前半には、我が国初の女性天皇でいらっしゃる推古天皇(すいこてんのう)の摂政となった聖徳太子(しょうとくたいし)によって、603年には冠位十二階(かんいじゅうにかい)が、604年には憲法十七条が制定されたほか、607年には小野妹子(おののいもこ)を遣隋使(けんずいし)として隋(ずい)に渡らせ、対等外交を樹立するなどの輝かしい実績を残しました。
また、朝廷による中央集権体制を確固たるものとした大化の改新や、天皇中心の力強い国家体制をつくりあげるとともに、懸案となっていた外交問題を解決するきっかけとなった壬申(じんしん)の乱も、いずれも7世紀の半ばから後半にかけて起きているのです。
今回の講座では、聖徳太子以後の我が国の方針を決定づけた、7世紀の「2つの政変」について、様々な観点から詳しくご紹介したいと思います。
※下記の映像は12月10日までの掲載分をまとめたものです。





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ぴーち こんばんは!
これはまた一気にまた振り出しに戻った気分に
なりました(笑)
聖徳太子が活躍していた時代ですね。
私にとっては全く未知の世界の話ですし、まだまだ
知り得ない事も山ほどありますので
また勉強させてくださいm(__)m
ぴーちさんへ
黒田裕樹 現代史から久々の古代史ですからね(笑)。
あまり知られていない時代ですので、これからじっくりと紹介していきます。
古代史を、しかも表題でもある「大化の改新と壬申の乱」を真正面から取り上げる機会はこれまであまりなかったということもあり、皆様大変興味深くお聞き下さったのが印象的でした。

次回(第46回)の歴史講座は、平成27年1月24日(土)午後3時より東京・飯田橋で、並びに1月31日(土)午後6時より大阪・梅田で「自治基本条例の真実 ~日本侵略ウィルス条例の恐怖」と題し、その「猛毒」ぶりが年々悪化しつつある、自治基本条例に隠された恐怖について紹介する予定です。

(クリックで拡大されます)
なお、今回の講座の内容は、23回に分けて12月6日よりYouTubeによる映像とともに更新を開始しますので、どうぞご期待ください。





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