今から約1300年前という大昔でありながら、今の我が国がその流れをしっかりと受け継いでいることを、上手く伝えられたのではと自負しております。また、講演途中の「ドラマ仕立て」が好評でしたので、大阪でもしっかり披露(ひろう)いたします(笑)。

次回(11月29日)は大阪講演を行います。東京同様、多数の皆様にお越しいただけることを心より願っております。
第45回黒田裕樹の歴史講座(大阪講演)
「大化の改新と壬申の乱」
主催:日系文化振興会
後援:my日本
日時:平成26年11月29日(土) 午後6時より
場所:大阪市立総合生涯学習センター 第1研修室
(※下線部をクリックすると、所在地や地図が書かれたリンク先に移動できます)
資料代:金1,000円
参加をご希望の方は、ブログ右下の「メールフォーム」を活用のうえ事前にご連絡くだされば幸いです。当日の飛び入り参加も歓迎いたします。
なお、講座終了後に近辺の居酒屋で懇親会(会費金3,000円~4,000円程度)を行いますので、よろしければこちらにもご参加くださるようお願いします。





いつも応援いただきまして、本当に有難うございます。
そんな折の翌平成2(1990)年3月に、大蔵省(現在の財務省)から各金融機関に対して、不動産取引の総量規制を中心とした行政指導を行ったことで、約39,000円近くまで上昇していた日経平均株価が一気に下降し始めました。
平均株価の大暴落は我が国の経済に大きな影響を与えますから、通常であれば金融引き締めを直ちに中止し、緩和(かんわ)政策に転換するのが常識でした。ところが、当時の三重野総裁は、「株価は確かに下がったが、地価は未だに高いから」という理由だけで、金融引き締め政策を強行し続け、大蔵省による総量規制も解除されませんでした。
当時の地価の下落は、確かに株価ほど急激ではありませんでしたが、株価と地価の価格変動は、およそ1年~1年半のタイムラグがあるのが世界の常識です。にもかかわらず、「悪しき平等主義」にこだわり、地価の下落を最優先したが故に、我が国の経済は一気に「どん底」まで叩き落される結果となってしまいました。
ちなみに、当時の我が国の「人為的な経済破綻(はたん)」は世界に大きな衝撃を与え、その後多くの国が、「日本の失敗に学べ」と言わんばかりに自国の経済運営の参考にしたという皮肉な教訓を残しています。
(※下線を引いた事例については、リンク先もご参照下さい)





いつも応援いただきまして、本当に有難うございます。
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ぴーち こんばんは!
私はご承知の通り、株の事は一切わかりませんが、
確かに
世界から「日本の失敗に学べ」と皮肉な結果に陥ったかも知れませんが、そんな失敗を経てどん底まで叩き落とされても、這い上がって来られるのがまた
日本の底力だと信じております。
そこら辺のサクセスストーリーも織り交ぜて、
日本という国を語って貰いたいものですね。
皮肉な話
青田です。 青田です。
これ以降、先進国では、日本のようなバブル崩壊が起こっても適切な対応で、長期化しないようになりました。(例、アメリカのリーマンショックなど)
しかし、日本は、失われた20年が続いています。
大蔵省のエリートは、何を学校で、勉強してきたのか聞きたいです。
(私のような、馬鹿でもわかるのに)
ぴーちさんへ
黒田裕樹 > 世界から「日本の失敗に学べ」と皮肉な結果に陥ったかも知れませんが、そんな失敗を経てどん底まで叩き落とされても、這い上がって来られるのがまた
> 日本の底力だと信じております。
> そこら辺のサクセスストーリーも織り交ぜて、
> 日本という国を語って貰いたいものですね。
這い上がってこようとしているのがまさに現在の経済政策ですからね。
次回の総選挙での国民の審判が興味深いです。
青田さんへ
黒田裕樹 「馬鹿」の言葉がどこにかかるか、で物の見方が変わってくると思います。