この談話は、主として1990年代から、朝日新聞などの日本のマスコミや韓国によって盛んに主張され始めた、いわゆる「従軍慰安婦問題(じゅうぐんいあんふもんだい)」に関して、その幕引きを図るべく、当時の宮澤首相と河野官房長官とが、旧日本軍の関与を認めて「反省とお詫(わ)び」を発表したのが主な内容でした。
ところが、この談話によって「日本政府が旧日本軍による慰安婦の強制連行を認めた」と受け取られてしまい、「歴史の被害者」を主張する韓国によって、単なる売春婦に過ぎない慰安婦が「性奴隷(=sex slave)」であるというデマが拡散され、アメリカのグレンデールを中心に、世界各地で慰安婦の像が勝手に建てられている有様です。
しかし、その後の慎重かつ詳細な調査によって、現在ではこの談話が杜撰(ずさん)な経緯でつくられたことが明らかになったほか、朝日新聞も今年(平成26年=2014年)の8月に、「従軍慰安婦問題」の根拠の一つとなった、いわゆる「吉田証言」の取り消しを発表しています。
その内容が極めて疑わしくなりつつある「従軍慰安婦問題」によって、我が国が長年にわたってこうむってきた様々な問題を解消する流れを形成するためにも、河野洋平氏自身から、談話を発表するに至った「真実」を公表すべきではないしょうか。
(※下線を引いた事例については、リンク先もご参照下さい)





いつも応援いただきまして、本当に有難うございます。
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青田です。 青田です。
河野談話が1991年。
『吉田調書の取り消し』が2014年。
実に、33年も掛かっています。
1991年当時が、いかに、自虐史観に日本が
支配されてきたかを考えると
呆れてしまいます。
結局、苦労するのは、河野談話以降の日本人自身ですね。
何かしなくてもイイ苦労をしてしまった気がします。
ただ、こういう談話をした人間が、現在、生きていなければ、どうすることもできませんが、今でも生きているのですから、今からでも、その真意を問うことは
遅くはないと思います。
青田さんへ
黒田裕樹 仰るとおりです。
本人がご存命である以上、ぜひとも真実を語っていただきたいものです。
承認待ちコメント
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ぴーちさんへ
黒田裕樹 仰るとおりです。
何かあれば自分から謝罪するのは日本人の美徳ですが、諸外国では通用しませんし、むしろ逆効果です。
ただ、この「河野談話」に関しては、確信犯のような気がしてなりません。