また、官兵衛自身が戦(いくさ)の達人であるとともに、「可能な限り兵力を損なうことなく戦争を終わらせる」ための様々な調略にも長(た)けていましたが、これらは諸外国との外交における大きな力となり得ることでしょう。
優しさや強さと共に、調略といった外交バランスにも優れ、さらには大きな挫折(ざせつ)などの様々な体験から身につけた、内面からにじみ出る「強(したた)かさ」も同時に併(あわ)せ持つ。
そのような人物こそが、我が国を正しい方向へと導く為政者として相応(ふさわ)しいのではないでしょうか。
※下記の映像は6月20日までの掲載分をまとめたものです。
(※第42回歴史講座の内容はこれで終了です。次回[6月21日]からは通常の更新[=昭和時代・戦後]に戻ります)





いつも応援いただきまして、本当に有難うございます。
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ぴーち こんばんは!
「可能な限り兵力を損なうことなく戦争を終わらせる」
この精神、大東亜戦争の日本軍にも活かして欲しかったですねぇ・・
ほとんど神です
- 黒田先生
青田です。
黒田官兵衛のような名君は、日本史上だけでなく、
世界史上でも、類まれです。
私は、戦国時代の奇跡だと思います。
ぴーちさんへ
黒田裕樹 > 「可能な限り兵力を損なうことなく戦争を終わらせる」
> この精神、大東亜戦争の日本軍にも活かして欲しかったですねぇ・・
ぴーちさんのお気持ち、私も良くわかります。
緒戦の勝利の段階で講和を結べていれば、と悔やまれますね。
青田さんへ
黒田裕樹 > 黒田官兵衛のような名君は、日本史上だけでなく、
> 世界史上でも、類まれです。
> 私は、戦国時代の奇跡だと思います。
確かに仰るとおりですね。
現代の政治家にこそ、官兵衛のような人材が求められると思います。