しかし、今回の講座を通じて見えてきた官兵衛の実像は「筋を通し続けた武将」であり、彼の「優しさ」が家族に対する愛情や家臣の団結力を高め、さらには周囲の信頼を得ることによって、我が国を平和に導く役割を果たしたといえるでしょう。
また、彼は裏切られて長いあいだ土牢に閉じ込められるという苦しみを味わいましたが、その経験が彼の人間性をより高めるとともに、様々な局面における強(したた)かさを備えていったとも考えられます。
戦国武将として輝かしい出世を遂(と)げた、黒田官兵衛のサクセス・ストーリーを振り返ることによって、私たちは何を得ることができるでしょうか。
※下記の映像は6月20日までの掲載分をまとめたものです。





いつも応援いただきまして、本当に有難うございます。
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ぴーち こんばんは!
ただの小心から来る心の弱さを「優しさ」だと
誤解して、結局泣きを見る羽目になる事が
有りますが、本当の優しさを見せてくれる人は、
心の強さや広さを持ち合わせているものですよね。
官兵衛はきっと様々な経験から、自分の器を
大きくしていった人物なのでしょうね。
ぴーちさんへ
黒田裕樹 仰るとおり、官兵衛は単なる「優しい」武将ではありませんでした。
その詳細については、次回(20日)の更新をご覧ください。