しかし、アメリカで早期停戦を主張し続けていた、共和党のアイゼンハワーが大統領に就任したり、ソ連の独裁者であったスターリンが死去したりするなど、米ソの指導者の交代を契機(けいき)として、1953(昭和28)年7月にようやく休戦となり、軍事境界線上にある板門店(はんもんてん、パンムンジョム)で休戦協定が調印されました。
朝鮮戦争による死傷者は、民間人を含めれば数百万人にまで及ぶ膨大(ぼうだい)な数となりました。また、朝鮮戦争はあくまでも「休戦中」であり、北朝鮮と韓国との間はいまだに戦闘状態が継続されています。
また、朝鮮戦争のドサクサに紛(まぎ)れて、韓国の李承晩(イ・スンマン)大統領が昭和27(1952)年に、国際法を無視して沿岸から60海里(カイリ)までの主権を主張し(これを「李承晩ライン」といいます)、我が国固有の領土である竹島(たけしま)もラインの中に含まれるとして強引に占領しました。これ以降、韓国はいまだに竹島への不法占拠(ふほうせんきょ)を続けています。
(※下線を引いた事例については、リンク先もご参照下さい)





いつも応援いただきまして、本当に有難うございます。
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- 黒田先生
青田です。
私は、高校時代、、歴史の教師から『日本が韓国を併合している間
韓国は地獄のような日々だった。』と教えられましたが
『日本の統治が終わって、その後の朝鮮戦争で
民間人を含め数百万人の人間が死んだという事実を知ると
どちらが地獄のような日々だった。』のかと思ってしまいます。
不思議に日本人は、朝鮮戦争について、朝鮮特需くらいしか認識がなく、朝鮮戦争について
ほとんど知りませんね。
青田さんへ
黒田裕樹 数百万人という死者の数は、我が国が大東亜戦争で失った同胞の人命に匹敵するとんでもない数字です。
もし我が国の支配を受け続けていれば起こりえない悲劇だったはずですが、なぜかその検証がされることはありません。
ぴーち おはようございます!
油断も隙も無いとはこの事ですねぇ・・・
それでも一歩引いてみたときに
これだけ日本が敵視されるということは、
侮れない国であるという認識の表れなのかも
知れませんね。
ぴーちさんへ
黒田裕樹 > それでも一歩引いてみたときに
> これだけ日本が敵視されるということは、
> 侮れない国であるという認識の表れなのかも
> 知れませんね。
なるほど、そういう見方もありますからね。
侮れないからこそ、独立前で朝鮮戦争中のドサクサに紛れて強引に不法占拠したということでしょうか。