ブログのもう一つの目玉である「本物の歴史講座」ですが、次回(第34回)は「真説・忠臣蔵 ~『浅野vs.吉良』本当の理由」と題して、忠臣蔵(ちゅうしんぐら)に関する様々な考察についてご紹介します。
「忠臣蔵」といえば日本人なら誰もが知っている有名な「仇討(あだう)ち」であり、その悲劇的(ひげき)なストーリーが人々の感動を呼ぶとともに、これまでに数多くの浄瑠璃(じょうるり)や歌舞伎(かぶき)、あるいは映画やTVドラマとして演じられてきた年末年始の風物詩(ふうぶつし)でもあります。
しかし、忠臣蔵におけるストーリーの多くが後の創作であることや、浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)本人の資質に問題があったなど最近の研究が進んだことによって、忠臣蔵に隠(かく)された「大きな意味を持つメッセージ」が分かりにくくなっている一面があるようです。
次回の歴史講座では、忠臣蔵の元となった「元禄赤穂事件(げんろくあこうじけん)」の真実に迫(せま)りながら、なぜ忠臣蔵がかくも私たち日本人の心をひきつけて離(はな)さないのかという「本当の理由」を、下記のとおり1月26日(土)には大阪、2月2日(土)には東京でそれぞれ分かりやすく明らかにしていきたいと思いますので、多くの皆様のご参加をお願いいたします!
第34回黒田裕樹の歴史講座
「真説・忠臣蔵 ~『浅野vs.吉良』本当の理由」
日時:(大阪)平成25年1月26日(土) 午後6時より
(東京)平成25年2月2日(土) 午後3時30分より
(※大阪と東京で開始時間が異なります。ご注意下さい)
場所:(大阪)大阪市立総合生涯学習センター 第3研修室
(※下線部をクリックすると、所在地や地図が書かれたリンク先に移動できます)
(東京)スター貸会議室 浅草 (井門浅草ビル5階)
(※下線部をクリックすると、所在地や地図が書かれたリンク先に移動できます。なお、ビルの1階には有名なカレー屋さんがあります)
会費:いずれも無料(カンパを受け付けます)
なお、大阪・東京とも講座終了後に近辺の居酒屋で懇親会(会費金3,000円~4,000円程度)を行いますので、よろしければこちらにもご参加くださるようお願いします。
最後に、おなじみのブロともであるクラチーさんからの素晴らしい画像を皆様にご覧いただきます!
(※クラチーさんのブログについては、下線部からご覧いただけます。)







いつも応援いただきまして、本当に有難うございます。
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青田です。 黒田先生
こんにちは
青田です。
この前、知人が、兵庫県の赤穂に行ってきて
良かったと言っていました。
忠臣蔵は、有名なのに、赤穂が、どこにあるのかを知っている日本人が少ないのは、不思議ですね。
それと、
知人が、大石蔵之助の子孫の娘さんと結婚したと言っていました。
大石蔵之助の血は、途絶えてなかったのですね。
驚きです。
講座が楽しみです。
青田さんへ
黒田裕樹 私も取材を兼ねて事前に行ってきました。
赤穂は大阪からだと新快速が直通していて便利ですが、一般的な知名度はどうなのでしょうか。
大石内蔵助は子沢山でしたから、子孫がまだご健在なのでしょうね。
忠臣蔵は子供のころから好きでした。
晴雨堂ミカエル 吉良氏の没落はえげつないですね。被害者なのに事件の責任を取らされて改易に断絶。
享保の時代にやっとお家再興になったものの、高家ではなく一般の旗本扱い。
従四位上左少将と、4千石クラスの旗本でありながら国持ちや10万石クラスの大名に匹敵する家格、源氏の流れをくむ主家徳川よりも明白な血統、それが御書院番の番士へ落ちぶれる。
再興後の吉良氏の官位や石高はどれくらいでしょうか?
追伸
晴雨堂ミカエル もし講座に参加する事ができたら、当日は正月に相応しい形で行きます。
晴雨堂ミカエルさんへ
黒田裕樹 まだ講座が始まっていないのでネタバレは控えますが、吉良家再興後に関しての石高や官位までは私もよくわかりません。ただ、吉良家再興前の旗本としての家格は500石だったようですね。
もし講座にご参加いただけるのであれば、当日はよろしくお願いします。
吉良さんが可愛そう
青田です。 黒田先生
こんばんは
青田です。
私も、晴雨堂ミカエルさんの全く、同じ意見です。
『吉良さんが、可愛そうで仕方ありません。』
そう考えると、国民世論というのは、恐ろしいですね。
善人、悪人を創るわけですから。。
そのあたりも、講座で、明らかにしてくれるのでしょうね。楽しみにしています。
青田さんへ その2
黒田裕樹 繰り返し申し上げますが、ネタバレになる事項についてはコメントを控えさせていただきます。
当日までお待ちください。
失礼しました
青田です。 黒田先生
こんばんは
青田です。
大変、失礼しました。
今後は、このようなことがないように致します。
当日を楽しみにしています。
青田さんへ その3
黒田裕樹 ご理解くださり、ありがとうございます。
こちらこそ、当日はよろしくお願いします。
面白い講座でした。
晴雨堂ミカエル 三度目の正直と申しましょうか、やっと参加できました。
本当は正月らしく羽織袴で行こうと思いましたが、夜勤明けで帰宅後に仮眠を取ったら講座の時刻が迫っていましたので着替える暇がありませんでした。またの機会にしましょう。
(着付けを忘れないよう年に何度か着る機会を無理やり設けていますが、普段着ではないのでどうしても帯の締め具合や位置の調節に時間がかかってしまいます)
ネタばれになりますので詳しくは申せませんが、黒田氏の見解は私とほぼ同じなので我が意を得たりという思いです。だからこそ吉良が気の毒という思いなのであります。幕府に精一杯つくしてきたのにあの処分はまことにもって冷酷。
吉良家が幕末にどんな動きをしたのか気になります。朝廷に行けば源氏を名乗る出自の明白な家柄なのに享保以降の消息が掴み難いのはやはり哀れです。