さらには、最近の歴史教育にありがちな「隣国に配慮し、相手の価値観を重要視する」という姿勢が、聖徳太子に関する歴史について勝手に捏造(ねつぞう)するという結果をもたらしてはいないでしょうか。
現在、我が国と中国(=中華人民共和国)との関係は必ずしも良好とは言えません。もともと隣国同士の仲は世界中のどこにおいても悪いのが常識ではありますが、昭和12(1937)年12月における我が国による南京の攻略(こうりゃく)に関する「大虐殺(だいぎゃくさつ)」説や、我が国固有の領土である尖閣諸島(せんかくしょとう)に関する中国側による様々な不法行為などによって、最近の両国の関係は特に悪化しているように見受けられます。
一般的なマスコミや教科書における歴史観からすれば、これらの原因はすべて「先の大戦に関する我が国の反省と謝罪」が足りないからだというのが通説となっているようですが、もちろんそれは荒唐無稽(こうとうむけい、根拠がなく現実性のないこと)な話であり、捏造された歴史観や我が国固有の領土に対する不法行為には断固として抗議しなければなりません。
しかしながら、こんなご時世だからこそ、かつて隋に対して対等外交を突き付けて我が国の立場をはっきりと示したことで独立への道を拓(ひら)き、以後の長い年月における多大な国益へと導いた聖徳太子の「本当の姿」を明らかにするのは都合が悪いと勝手に解釈する人間が、もし我が国の上層部に存在するとすればどうなるでしょうか。





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中年の星 何故こうも長きに渡って日本が中韓に対して卑屈な外交姿勢を取り続けるのか?まさに日本の闇、いや世界の闇の部分につながる話かもしれませんね。
オバrev 工エエェェ(´д`)ェェエエ工~、その上層部って現政権党の実力者のことですか?
全く日本のこういう行動は、国際的に見て異様じゃないでしょうか。
経済的にあまりに強い結びつきを持ってしまった中韓ですが、立場はむしろ日本の方が強いと思います。
これからは経済も中韓に偏らず、東アジア圏という考え方に変えて(民間企業は既にその方向に舵を切っている)いけば何の問題もないと思います。日本の歴史観も明確にしていくべきじゃないでしょうか。
それで経済的交流が停滞して困るのは中韓でしょう。
根本的な問題
- 黒田先生
こんばんは
青田です。
この問題は、根本的なことをわかってない人間が
多いことが原因だと思います。
それは、『歴史を学ぶ意味』です。
これを、日本の上層部の人間が理解していたとしたら
① 日本の歴史をしっかり、学ぶことで、不安で、心細い混迷を生き抜く『知恵』と『勇気』を得る。
② 仮に、中国が怖いなら、中国の歴史を学んでみる。(ねつ造された近現代史だけではなく)
そうすれば、中国という国が、どういう国かを理解できて、そこまで、過敏にならない。
(現代の日本人の価値観と同じと思って、中国に
接するから、日本の国家としての主体性がなくなる。)
ぴーち おはようございます!
なるほど、中国が日本に対して
敵対心を露わにする姿勢の根源は聖徳太子の時代から脈々と受け継がれて来た訳ですね。
いわゆる「生意気な奴!面白くない!」という一種の感情論が彼らの恨みの原動力であるから、抗議してくる内容に信ぴょう性が見られない発言が多いのですね。
応援凸
中年の星さんへ
黒田裕樹 > 何故こうも長きに渡って日本が中韓に対して卑屈な外交姿勢を取り続けるのか?まさに日本の闇、いや世界の闇の部分につながる話かもしれませんね。
私もそう思います。
我が国を覆う「闇の雲」を一日も早く振り払いたいものですね。そのためにも政治の刷新が重要かと思われます。
オバrevさんへ
黒田裕樹 > 工エエェェ(´д`)ェェエエ工~、その上層部って現政権党の実力者のことですか?
> 全く日本のこういう行動は、国際的に見て異様じゃないでしょうか。
はっきり言って極めて異常ですし、私たち国民の目を背けさせようとする現状はもっと異常です。
> 経済的にあまりに強い結びつきを持ってしまった中韓ですが、立場はむしろ日本の方が強いと思います。
> これからは経済も中韓に偏らず、東アジア圏という考え方に変えて(民間企業は既にその方向に舵を切っている)いけば何の問題もないと思います。日本の歴史観も明確にしていくべきじゃないでしょうか。
> それで経済的交流が停滞して困るのは中韓でしょう。
全く同感です。中韓との経済交流がなくなったところで、我が国の経済の屋台骨が揺らぐことは全くありません。
インドやベトナムなど反日国でない国との交流を進めれば何の問題もないですし、内需拡大を目指して国内産業に力を入れるなど対策はいくらでも可能なはずです。
青田さんへ
黒田裕樹 仰るとおり、歴史の価値観や主体性を他国にゆだねようとしている現状が今日の混迷をもたらしているのでしょうね。
ぴーちさんへ
黒田裕樹 > なるほど、中国が日本に対して
> 敵対心を露わにする姿勢の根源は聖徳太子の時代から脈々と受け継がれて来た訳ですね。
> いわゆる「生意気な奴!面白くない!」という一種の感情論が彼らの恨みの原動力であるから、抗議してくる内容に信ぴょう性が見られない発言が多いのですね。
その通りです。
恨みからは何も建設的なことは生まれませんが、感情を左右できない(もしくはわざとコントロールしない)国家の現状は哀れですし、我が国がそれに付き合ういわれは全くもって存在しません。
適度な距離感
- 黒田先生
おはようございます。
青田です。
私は、『外交』とは、『対等関係のおける適度な距離』が必要だと思います。
これについても、歴史から、学べると思います。
つまり、外国とは、適度な距離感で、付き合うということです。
(その国がないと日本が困らない距離感。)
◆ 聖徳太子の隋との関係。
◆ その後の唐との関係。
◆ 平清盛と宋との関係。
◆ 日明貿易。
◆ 江戸時代の清との関係。
純粋に必要なものだけを貿易し合う関係。
戦後も、日本と中国とは、適度な距離を保っていた気がしますが
ここ、数年の日本の企業の中国依存は、異常です。
その結果
中国の経済力が伸びると軍事力が増大し、周辺諸国に侵略の魔の手を伸ばす。
かといって、中国経済が弱くなると、日本の企業は、過剰依存しているので、日本の企業も困る。
その原因は、マスコミ(特に経済評論家)の責任が大きいと思います。
散々、『これからは、中国の時代』と喧伝してきたからです。
まあ、これは、私の個人的な意見ですが
中国がそんなにイイ国と企業が思うなら
中国に移住して、中国人に帰化すればイイと思うのですが。。。。
青田さんへ その2
黒田裕樹 私も同感ですね。
帰化する覚悟もなく、いい加減なことばかり喧伝する行為は売国そのものでしょう。