今年4月より現役高校教師(期限付常勤講師)となったことで、しばらくの間「本物の歴史講座」を休ませていただいておりましたが、いよいよ7月に復活します!
第25回目となる今回は「風雲・関ヶ原」と題して、歴史に名高い「関ヶ原の戦い」を題材に、様々な人間模様や「歴史のif」について探っていきたいと思います。例えば…
・豊臣家の「落日」は避けられなかったのか?
・徳川家康は関ヶ原に「勝つべくして勝った」のか?
・もし西軍が勝っていれば我が国はその後どうなったのか?
関ヶ原の戦いについて探れば探るほど、現代にもつながる大きな歴史の流れが見えてきます。歴史を知ることは自分の知識のみならず、人生の幅を広げることにもつながります。
今回は大阪(7月16日)・東京(7月23日)の両方で開催しますので、是非とも多くの皆様のご参加をお願いいたします!
第25回黒田裕樹の歴史講座
「風雲・関ヶ原」
日時:(大阪)平成23年7月16日(土) 午後6時より
(東京)平成23年7月23日(土) 午後3時30分より
(※大阪と東京で開始時間が異なります。ご注意下さい)
場所:(大阪)大阪市立総合生涯学習センター
(※下線部をクリックすると、所在地や地図が書かれたリンク先に移動できます)
(東京)スター貸会議室 浅草
(※下線部をクリックすると、所在地や地図が書かれたリンク先に移動できます)
会費:いずれも無料(カンパを受け付けます)
16日の大阪講演は12名の皆様がご参加下さいました。ご参加の方々から大変有難いお言葉をいただきまして、東京講演に向けての何よりの励みになりました!
ブログをご覧の皆様(特に東京会場においては関東在住の方々)も、よろしければ是非ご参加下さい。この記事のコメント欄をご活用いただければと思います。また、今回の講座の内容については、これまでと同様に後日にはブログ上で映像とともに発表しますので、是非ご覧になって下さい。
久々の講座を記念して、私とブロとものクラチーさんから今回も素敵な画像をいただきました。有難うございます!
(※クラチーさんのブログについては、下線部からご覧いただけます。)





いつも有難うございます。
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青田です。 黒田先生
こんばんは
青田です。
『風雲関ヶ原』は、必ず、参加しますね。
『関ヶ原の戦い』について、ドラマでは
非常に軽く描かれることが多く、個人的には
不満を感じていました。
だいたいのドラマの描き方としては
① 徳川家康の勝利は、最初から、決まっていた。(根回しで)
② 石田三成が、愚か者だった。
③ 小早川秀秋の裏切りで、たった1日に終わったショボイ戦い。
徳川家康の能力>石田三成の人望のなさ
という偏った描き方がされていますが、
それなら、いくつかの疑問が残りますよね。
① 石田三成に人望がないのなら、なぜ、天下を
二分する西軍勢力が出来たのか。
どこの大名も生き残りたいのだから、徳川家康の実力を認めていたら、西軍という大勢力は、出来なかったはず。
② 本当の小早川秀秋の裏切りだけで、勝敗は決まったのか。
実は、西軍の総大将は、毛利輝元であり、大阪城にいました。
ということは、毛利輝元の出方によっては、関ヶ原の戦い後の展開は、変わっていたはず。ということは、関ヶ原の戦いだけで、徳川家康の全ての勝利は、決まったわけではないはずでは。。
作家の堺屋太一さんは、石田三成の視点から、観た『関ヶ原の戦い』で、石田三成を高く、評価していました。
と思います。このへんも黒田先生の講義で、聞けそうですね。
青田さんへ
黒田裕樹 お言葉有難うございます。
仰るとおり、関ヶ原の戦いには様々な見方があると思います。
ただ、戦い全般を紹介するのはとても時間が足りませんから、ピンポイントで紹介することになりそうですね。
ご期待下さい!
石田三成
青田です。 黒田先生
こんばんは
青田です。
石田三成が愚か者だから、関ヶ原の戦いで
西軍が負けたというのは、
以前の黒田先生の講座『朝鮮出兵』の話に似ているような気がします。
つまり、最初は、勝てると思って西軍に属していた大名が生き残るために、
『本当は、東軍に味方したかったけど、三成にそそのかされた。』という言い訳です。
青田さんへ その2
黒田裕樹 いわゆる「石田三成愚か者史観」が現代においてもあちらこちらにはびっこているようですね。
青田さんの疑問に答えられるだけの内容を目指したいと思いますが、あまりネタバレにならないように気を付けないといけませんね(^^ゞ
失礼しました
青田です。 黒田先生
こんにちは
青田です。
つい、興奮してしまいネタバレまで、行きそうになりました。
失礼します。
後は、講座のお楽しみですね。(●^o^●)
青田さんへ その3
黒田裕樹 その通りでお願いします(^^ゞ
私自身も楽しみですね。
ぴーち こんにちは!
そうですか!それは黒田さんを支持なさっている皆様にとって朗報ですね!
是非、頑張っていただきたいと思います^^
凸
ぴーちさんへ
黒田裕樹 > そうですか!それは黒田さんを支持なさっている皆様にとって朗報ですね!
> 是非、頑張っていただきたいと思います^^
有難うございます(^^♪
どうにか時間を作ることができるようですので復活させました。
一人でも多くの皆様にご参加いただきたいですね。
今晩は☆
いねむり姫 コメントありがとうございました☆
私も毎日の様にストーカーのごとく、
訪問させて頂いていました♪♪♪
関ヶ原の戦いは「1600年」という事しか知らない、
日本史が「1」のいねむり姫でございます(笑)
関ヶ原の戦いは奥が深いのですね。
ちっとも知りませんでした。
(お恥ずかしい限りです)
私がもしも黒田先生の社会科を習ってれば、
日本史も楽しく勉強出来たんだろうな・・・と
思いました★
お忙しい中での東京公演は、
多くのブロガーさんが喜んでいますよ♪♪♪
いねむり姫さんへ
黒田裕樹 こちらこそお言葉有難うございますm(_ _)m
社会科教師の毎日は「いかにして生徒に分かりやすく歴史を教えるか」という奮闘の日々ですが、このブログで培った経験が生かされているなぁと実感しています。
そんな流れの中でいねむり姫さんにもお気に召していただけたのであれば嬉しいですね(^^♪
東京講演は今回で4度目になります。関東の皆様にも喜んでいただけて、本当に励みになります(^_^)v
徳川吉宗が1745年に将軍を退位した後に子の徳川家重が9代将軍となると、家重に若い頃から仕えていた田沼意次が次第に重用(ちょうよう)されるようになりました。家重の子の徳川家治(とくがわいえはる)が10代将軍となった後も変わらぬ信頼を得た意次は出世街道を歩み、将軍の側用人から1772年には老中を兼任しました。
意次が実質的に政治の実権を握った十数年間を田沼時代(たぬまじだい)と呼びますが、田沼時代といえば一般的に「賄賂政治(わいろせいじ)」に代表されるダーティーな印象を強く受けるようです。しかし、これは田沼時代に対する一面的な評価でしか有り得ません。
実は、江戸幕府の頃には賄賂を取ることはむしろ当たり前という感覚がありました。なぜなら、賄賂を取ればそれだけ、賄賂を贈る側の諸大名や商人の勢力を削(そ)ぐことができるからです。従って、幕府の権力を保つためという口実のもとに、意次以外の幕閣(ばっかく、幕府の首脳のこと)も積極的に賄賂を受け取っていたのが現実でした。
ちなみに清廉潔白(せいれんけっぱく、心が清くて私欲がなく、後ろ暗いところのないこと)で知られる松平定信(まつだいらさだのぶ)も、幕閣入りを目指して意次にしきりに賄賂を贈っていたのは有名な話です。
※今回からの田沼時代の始まりを記念して、以前に掲載しました「蓼食う虫も好き好き」でおなじみのクラチーさんに描いていただいた素晴らしい画像を再び載せておきます。

右側が田沼意次、左側が松平定信ですね。
※そしてこちらはクラチーさんと同じくブロとものJ時永さんが描いて下さった田沼意次です。J時永さんは「にじゅうご」という素敵な歴史ブログを運営されておられますので、皆様もどうぞご覧になって下さい。





いつも有難うございます。
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ぴーち こんばんは!
講座の方はいかがでしたか?
田沼時代は、賄賂そのものが公然と行われていた事だったのですね(^_^;)
たしかに「賄賂」などと聞くとスキャンダラスな事ですものね。今でもマスコミが一番に飛びつきそうな話題ですが、そればかりでは無かったという事ですね^^
それでは応援凸
きゃー
クラチー 講演、お疲れ様でした!
ま、まさかあんなサプライズがあったとはむぬむぬ…!
ネ、ネタバレ禁止でしたね…ムグムグ。
(・人・;)
素晴らしい講演と「お土産」等くださり、
本当にありがとうございました!
…って、きゃー!また飾られている~。
(Д)゜゜
9月頃と言われていた田沼さん、
お早い登場になったんですね。
これからの内容が楽しみです、ドキワク♪
講演お疲れ様でした☆
いねむり姫 東京公演は14人もの方達の参加が
あったのですね☆
レポ楽しみしています(o^_^o)ノ
浅草寺の観光は楽しかったですか?
あそこはいつも活気で溢れて、
その場にいるだけで面白いですよね★
明日、帰られるんですよね??
まだ訪れていない東京の歴史あふれる
観光名所を楽しんで来て下さい♪♪♪
ぴーちさんへ
黒田裕樹 > 講座の方はいかがでしたか?
おかげさまで大成功に終わりました。有難うございます(^^♪
> 田沼時代は、賄賂そのものが公然と行われていた事だったのですね(^_^;)
> たしかに「賄賂」などと聞くとスキャンダラスな事ですものね。今でもマスコミが一番に飛びつきそうな話題ですが、そればかりでは無かったという事ですね^^
賄賂と言っても時代が違えば感覚も異なりますからね。
私たちが歴史の勉強で注意すべき点でもあります。
クラチーさんへ
黒田裕樹 > 講演、お疲れ様でした!
> ま、まさかあんなサプライズがあったとはむぬむぬ…!
> ネ、ネタバレ禁止でしたね…ムグムグ。
> (・人・;)
> 素晴らしい講演と「お土産」等くださり、
> 本当にありがとうございました!
ご参加下さって有難うございましたm(_ _)m
ネタバレの件、帰阪次第すぐにまとめますので、今しばらくお待ち下さい。
> …って、きゃー!また飾られている~。
> (Д)゜゜
> 9月頃と言われていた田沼さん、
> お早い登場になったんですね。
> これからの内容が楽しみです、ドキワク♪
ブログに華があっていいですよね(^^)v
田沼時代は月末まで続く予定ですので、どうぞご期待下さい(^^♪
いねむり姫さんへ
黒田裕樹 お言葉ありがとうございます。
レポートは帰阪次第まとめたいと思います。
浅草寺の活気は素晴らしいですね。
江戸の情緒を今に伝えているような思いがします。
せっかくの東京、大いに楽しみたいです!