いうまでもなく、平成生まれの人にとって昭和天皇はすでに「歴史上の人物」です。そんな彼らにとって昭和天皇のお姿がどう映ったのでしょうか。講演終了後の懇親会で色々と話をお聞きしましたが、全員が好意的に受けとめて下さったのが非常に印象的でした。
歴史は昔だけのものではなく、一日が過ぎていく度に伝説となります。昭和天皇とともに歩み続けることができた人々はいずれ日を追うごとに少なくなっていきますが、だからこそ、はっきりした記憶があるうちに昭和天皇の無私のご生涯について私たちは語り継いでいかなければならない、と強く実感した一日でした。
さて、来たる2月26日(土)には、大阪で同じ講演を行います。こちらにも多くの皆様がご参加下さるよう、どうぞよろしくお願いいたします。
本当の歴史のみが与えることが許される、素晴らしい感動を皆様へ―
第23回「黒田裕樹の歴史講座」
「ご巡幸の大御心(おおみこころ) ~昭和天皇・後篇」
日時:平成23年2月26日(土) 午後3時30分より
場所:梅田東学習ルーム
(※下線部をクリックすると、所在地や地図が書かれたリンク先に移動できます)
会費:無料
ブログをご覧の皆様も、よろしければ是非ご参加下さい。この記事のコメント欄をご活用いただければと思います。また、今回の講座の内容については、前回までと同様に、後日にはブログ上で映像とともに発表しますので、是非ご覧になって下さい。
なお、予約の都合上、当日の教室一覧(午後)の掲示板に「大阪読書研究会」と書かれているのが「黒田裕樹の歴史講座」の会場となります。ご注意下さい。
今後の講座の開催予定は下記のとおりです。
第24回 「日帝三十六年の真実 ~日韓併合後の歴史」
日時:平成23年3月26日(土) 午後3時30分より
場所:梅田東学習ルーム
(※下線部をクリックすると、所在地や地図が書かれたリンク先に移動できます)
会費:無料




いつも有難うございます。
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ぴーち こんばんは!
平成生まれの方が3名ですか^^
黒田さんが歴史について是非とも託したい
お若い方達の参加こそ、一番望んで来られた事だったのではないですか?
嬉しい結果が得られて本当に良かったですね!
私も昭和の生き証人として何かしらこれからの人たちの教育に役立つ事が
ありましたら、知っている限りの事実を惜しまず語ってあげたいと思いました^^
黒田さんもどうかまたこれからも頑張っていただきたく存じます^^
応援凸
ぴーちさんへ
黒田裕樹 有難うございます(^o^)/
多くの皆様にご参加いただけることも嬉しいですが、今回のように次代を担う若者たちに、私たちが知っている「本当の歴史」を伝えることができる喜びもまた格別ですね。
この喜びがあればこそ、私はこの仕事を続けることができるのだと思います。
はじめまして。
おだ 私は戦国時代から明治維新の歴史を研究しています。
黒田さんの記事はいつも山行にさせていただいています。
おださんへ
黒田裕樹 はじめまして、当ブログへのご訪問ならびにお言葉ありがとうございます。
戦国時代は通史で現在続いておりますし、明治維新までの歴史は過去の講座で何度か紹介させていただいておりますので、そちらのほうもご参考いただければ幸いです。
今後ともよろしくお願いいたします。
管理人のみ閲覧できます
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蛇井 はじめまして、蛇井と申します。
平成生まれの若い方々が昭和天皇についての
セミナーに集われたという事に感激致しました。
正しい歴史認識なき者は必ず同じ過ちを繰り返すと思います。
歪みきった自虐教育がはびこる中、黒田先生のような方こそ
教育者として教壇に立たれる事を強く願います。
様々なご苦労がともなわれると思いますが益々の
ご活躍をお祈りいたします。
蛇井さんへ
黒田裕樹 はじめまして。当ブログへのご訪問並びにお言葉有難うございます。
仰るとおり、正しい歴史認識を少しでも多く、また若い人々に理解していただくことが、当講座の使命と自覚しております。
今後ともよろしくお願いいたします。
秀吉と同じように海外に遠征したアレクサンドロス大王やチンギス=ハーンにしても、英雄としての顔を持つ一方で、彼らによって虐殺されたり、滅ぼされたりした民族が大勢いるという現実を考えれば、我が国に関わらず、違う国同士で共通した歴史認識を持つという理想とはあまりにもかけ離(はな)れているような思いがします。
だからといって、その国にはその国で語り継ぐべき歴史が存在する以上は、他国の歴史認識を一方的に間違いと決め付けることは許されませんが、逆にいえば我が国が他国に対してある意味へりくだってまで、他国の歴史認識に合わせる必要もないということにもつながるのではないでしょうか。
秀吉による朝鮮出兵に限らず、私たちは日本人なのですから、他国の感情には理解を示しつつも、我が国の立場で堂々と歴史認識を持てばよいのであり、我が国の公教育においても当然そのような歴史を伝えていかなければならないでしょう。
さて、朝鮮出兵の失敗は結果として豊臣家による支配に大きな悪影響を与えましたが、それに加えて豊臣家には後継者の不在という致命的(ちめいてき)な欠陥(けっかん)がありました。




いつも有難うございます。
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風早 りら 私たちは日本人なのですから、他国の感情には理解を示しつつも、我が国の立場で堂々と歴史認識を持てばよいのであり、我が国の公教育においても当然そのような歴史を伝えていかなければならないでしょう。
私が 常に感じていることです
いつまでも 屈辱的な 外交政策をしている
のでしょうと 考えさせられることが
あまりにも 多いです
風早りらさんへ
黒田裕樹 > いつまでも 屈辱的な 外交政策をしている
> のでしょうと 考えさせられることが
> あまりにも 多いです
りらさんのお考えが、今の日本人の大多数の思いでしょう。
そもそもは30年前の「ある事件」がそもそもの引き金ですが…。
この件については28日からの「第23回歴史講座」で紹介することになります。
全くその通りです。
晴雨堂ミカエル 物事は多面的に見なければなりません。
よく私は対立する相手の弁護士になったつもりで事実関係を精査しなおすべきと訴えるのですが、運動に気をとられている輩は理解することを拒絶しますね。
30年前で思いつくのは、吉田清治氏の「慰安婦狩り」ですな。
日本人は外圧に弱い、そんな民族性を利用して左翼勢力はよく中国韓国の力を利用していました。
自分たちではなかなか巨大な自民党を抑えられないので、中国共産党の力を利用していたのです。
中韓が「発展途上国」のうちは大したことはなかったのですが、今は明らかに国益を損なっていますね。
晴雨堂ミカエルさんへ
黒田裕樹 私もそう思います。
慰安婦の問題もしかり、他国の圧力を利用してまで自国を貶めようとする姿勢が私には理解できません。
それがどれだけの国益を損ねているのでしょうか。
ナオ 中華圏に住む私は歴史問題が取り上げられるたび肩身の狭い思いをしていましたが、黒田先生の解説を読んで罪の意識で謝罪を繰り返すばかりでもいけないのだと思いました。先生感謝!
しかしながら日本にもそれなにり長い歴史があるのに中国人民・韓国人の中には第二次世界大戦の一部分のみを取り出し、日本人を見つけては「日本人は歴史を知らない」と言う人々が少なくありません。それを聞く度 嫌な気分です。
ナオさんへ
黒田裕樹 お言葉有難うございます。
中国や韓国が我々日本人に対して「押し付けてくる」歴史は、自国に都合よく編集されたものです。
もちろん自国の歴史を良く見せようとするのはどこの国も同じようなものですが、少なくとも一方的に相手国に認めさせて良いはずがありません。
お気持ちは私も理解できます。