飛鳥文化は仏教文化を中心として、大陸の南北朝時代の文化と、我が国の古墳時代の文化が融合(ゆうごう)し、当時の西アジアやエジプト、ギリシアにもつながる特徴をもったものでした。
聖徳太子は、自ら高句麗の高僧であった恵慈(えじ)に学び、法華経(ほけきょう)・勝鬘経(しょうまんきょう)・維摩経(ゆいまぎょう)の注釈書(ちゅうしゃくしょ)である三経義疏(さんぎょうぎしょ)を著(あらわ)しました。
また、この時期に高句麗の僧である曇徴(どんちょう)が彩色(さいしょく=絵の具のこと)や紙、墨(すみ)の技法を伝え、百済の僧の観勒(かんろく)は、我が国に暦(こよみ)をもたらしたとされています。



いつも有難うございます。
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オバrev 飛鳥文化って、かなりグローバルな文化なんだ。
おそらくシルクロードを通って、遠くギリシアやエジプトから(ヒョエ~!)伝わってきてたんでしょうね。
1400年前ですけど、今の我々よりよっぽと融通がきいて凄いじゃないですか(驚愕)
さすらい こんにちは。
様々な文化が入り
日本は進化、発展していくのですね。
「飛鳥」という響きも素晴らしい。
文化だけではなく
現代では人名として影響された人も多いですね。
応援♪
初めまして!
星月 冬灯 こんにちは^^
コメント、有難うございますww
いつも拝見しております。
読み逃げばかりで、すみませっ(汗)
私も歴史が大好きで、いつも勉強になります^^
分かりやすくて、細かい所まで書かれているので
楽しいですww
また来ます^^
改めて、これからも宜しくお願いします♪
ケンシロウ こんにちは。
先日TVで小野妹子の手紙紛失のことを放映しておりました。
これを見て先生を思い出しましたよw
いよいよ講義間近ですね。
かげながら応援させていただきます。
オバrevさんへ
黒田裕樹 > 飛鳥文化って、かなりグローバルな文化なんだ。
意外ですよね?
でも当時の建築物や工芸品を見れば、当時の西洋文化を引き継いでいるんですよ。例えば忍冬唐草文様(にんどうからくさもんよう)とか…。
> おそらくシルクロードを通って、遠くギリシアやエジプトから(ヒョエ~!)伝わってきてたんでしょうね。
ご明察のとおりです。シルクロードは偉大ですね。
> 1400年前ですけど、今の我々よりよっぽと融通がきいて凄いじゃないですか(驚愕)
我が国の文化が成長期の真っ只中だったからこその柔軟性、という点も大きいのではないかと思います。
ぴーち こんばんは!
仏教の発祥の地であるインドでさえ、
現在はヒンドゥー教徒が9割を占めていると言いますね。
その中で仏陀の教えを忠実に受け継いでいる人口は0.7%だと以前聞いたことがあります。しかも、インドの身分の中でも一番最高位に近い裁判官などが信仰しているらしいですものね。いかに勉学に長けている方の間にしか広まらない難しい教えか・・という事がわかります。
そしてその仏教を広め、流布させようとする聖徳太子の
徳の高さや、日本人の頭の良さがおのずと図り知れるものですね。。
本題より、脱線してしまい、いつもながら、恐縮です^^;
それでは、応援させていただきますね!
さすらいさんへ
黒田裕樹 > 様々な文化が入り
> 日本は進化、発展していくのですね。
そうなんです。西アジアやヨーロッパの文明も受け入れて自己流に変えてしまう器用さが我が国の伝統でもありますからね。
> 「飛鳥」という響きも素晴らしい。
> 文化だけではなく
> 現代では人名として影響された人も多いですね。
「飛鳥」と書いて「あすか」と読ませる理由ははっきりと分かっていませんが、我が国らしさが感じられる「大和言葉」でもありますね。
人名…我々の世代だと「チャゲ&飛鳥」でしょうか(笑)。
今日も応援有難うございます!
星月冬灯さんへ
黒田裕樹 > いつも拝見しております。
> 読み逃げばかりで、すみませっ(汗)
いえいえ、私も同じようなことばかりですから、どうぞお気になさらないで下さい。
> 私も歴史が大好きで、いつも勉強になります^^
> 分かりやすくて、細かい所まで書かれているので
> 楽しいですww
有難うございます。星月さんのブログの「日本史」での聖徳太子の特集も拝見させていただきましたが、私が紹介する前に読んでおけばよかったと反省しております(^^ゞ
> また来ます^^
> 改めて、これからも宜しくお願いします♪
こちらこそ、よろしくお願いします(^o^)丿
ケンシロウさんへ
黒田裕樹 ケンシロウさんのブログにも書かせていただきましたが、お誕生日おめでとうございます!
> 先日TVで小野妹子の手紙紛失のことを放映しておりました。
> これを見て先生を思い出しましたよw
光栄です(^^ゞ
いつ放送されていたんですかね?
最近は地上波はあまり見ないものでして…。
> いよいよ講義間近ですね。
> かげながら応援させていただきます。
有難うございます。気がつけばもう明後日なんですね(^^ゞ
ぴーちさんへ
黒田裕樹 > そしてその仏教を広め、流布させようとする聖徳太子の
> 徳の高さや、日本人の頭の良さがおのずと図り知れるものですね。。
聖徳太子の頃の我が国の仏教は、歴史の浅さもあって、難解なものでした。
だからこそ注釈書が必要だったんですよね。
そして、それがきっかけで仏教は少しずつ広がりを見せ始め、平安の初期になると、二人の偉大な僧によってさらに大きく広がっていくんです。そのきっかけをつくったのも、ある意味聖徳太子といえるでしょうね。
> 本題より、脱線してしまい、いつもながら、恐縮です^^;
> それでは、応援させていただきますね!
いえいえ、私も勉強させていただいております。
いつも有難うございます!