なぜなら、騎馬軍団を構成(こうせい)する馬は非常に神経質な動物なので、海を渡って攻め寄せる際に、船に乗せることが大変難しいからです。かくしてモンゴル軍は、得意の騎馬をほとんど使えずに我が国と戦わなければならないという大きな不利(ということは、我が国にとっては大きな有利ですね)があったのです。
島国という環境をフルに活かした我が国は、その後も独立を保ち続けながら、今日(こんにち)まで王朝(おうちょう、我が国では皇室のこと)の交代が一度もなく存在するという、世界的にも例のない「奇跡の国家」となりました。
そんな国の国民でいられるということは、本当に幸福なことだと思います。




いつも有難うございます。
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ケンシロウ こんにちは。
歴史講座とは関係ないレスで申し訳ないです。
現在の皇室も我々には分からない
厳しい決まりごとが存在するのでしょうね。
雅子様を見ていると気の毒になります。
小和田家から嫁いだ時のあの笑顔は
もう見ることが出来ないのだろうな。
一般人なら離婚するとかして
開放される面もあるかもしれないのに。
ケンシロウ様
黒田裕樹 いえいえ、直接関係なくても結構ですよ。
皇室は我々一般庶民とは違いますから、色々なことがあると思われますが、一国民としては、より良き方向に向かわれることが何よりの願いではないか、と考えております。
ちゃてれ カウンター、1000突破しましたね!
おめでとうございます。
これからも頑張ってくださいね~
ちゃてれ様
黒田裕樹 有難うございます!
今後とも宜しくお願い致します。
飛車角抜き
オバrev なるほど、モンゴルといえば騎馬隊ですね。
馬のいないモンゴル軍って飛車角抜きというか、4番とエースが抜けたカープみたいな感じですね。
オバrev様
黒田裕樹 はい、そうなんです。
モンゴル軍といえば縦横無尽に動き回る騎馬軍団なわけですから、それが使えないとあっては、普段の実力の半分も出せなかったはず。それもこれも、我が国が島国で馬を運べなかったからです。ちなみに、21世紀の現代でも、競走馬を長距離輸送する際にはものすごく気を使うらしいですよ。
4番とエース…。悲しいなぁ(T_T)
いや、ちゃんと育てているんですよ。育てきったら他球団にとられるだけで…(´・ω・`)
ということは、朝鮮半島が中国の支配を受けてしまえば、陸続きでなかったとしても我が国が侵略される可能性が高くなるのです。現実に鎌倉時代に「元寇」(げんこう)という形で一度そうなっていますね。元、すなわちモンゴル帝国が、当時の朝鮮半島を支配していた高麗(こうらい)を征服した後に、我が国に二度にわたって攻め込んできましたが、いずれも撃退(げきたい)することが出来ました。
ちなみに、元寇の際に我が国がモンゴル帝国に勝利できた理由としては、いわゆる「神風(かみかぜ)が吹いた」こと、すなわち暴風雨によってモンゴル軍が壊滅(かいめつ)したのが大きな原因とされています。それ自体は決して間違いではありませんが、他にも大きな理由があります。
何だと思いますか?




いつも有難うございます。
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そーすけ 昨日はありがとうございました、楽しかったです!
高麗人が造船で手を抜いたというのは聞いたことがありますが、
それではないですか?
そーすけ様
黒田裕樹 こんにちは。こちらこそ有難うございました。
仰るとおり、征服された高麗人が無理やり大量の船を作らされたために、結果として船に手抜きをしたことで、暴風雨に耐えられなかったのも事実ですが、それも大きな理由ではありません。
では、その大きな理由とは何か?
…16時頃の更新を楽しみにお待ち下さい(笑)。
日露戦争と同じ?
オバrev なるほど~!朝鮮半島が防御壁になってたとは。
こういう認識も日本には必要ですよね。
元はかなり広範囲を支配していたので、日露戦争のときのロシアみたいに国内が不安定で、日本だけに戦力を集中できなかったのでは?
オバrev様
黒田裕樹 朝鮮半島の存在が我が国の防衛上の生命線なのは、近現代でも変わりません。こういう経緯を知らないと、なぜ我が国が古来から朝鮮半島と密接な関わりを持とうとするのか、本当の理由が見えてこないのです。
さて、元が広範囲に領土を持ち、国内が不安定だったのは事実です。しかし、元は1回目では3万、2回目では14万人の兵を我が国に送り込んでおり、戦力を集中できなかったとはいえないと思われます。
実は、元にはもっと根本的かつ致命的な「不利」があったのです。その「不利」とは何でしょうか?
ひとつだけヒントを…。
モンゴル人が今でも得意なスポーツは、相撲以外に何があるでしょうか?
さすらい こんにちは。
問答形式にされると答えたくなりますが(笑)
つづきを楽しみにしています。
応援♪
さすらい様
黒田裕樹 いつも応援有難うございます!
続きがUPされておりますので、ぜひご覧下さい(笑)。
さすらい様の予想どおりでしたでしょうか?