また、死者の多くが手足を折り曲げて埋葬(まいそう)する方式で屈葬(くっそう)されているのは、死者の霊(れい)が生存者に災いを及ぼすことを防ぐためと思われています。
我が国の縄文文化は狩猟・漁労・採取を中心とした文化ですが、単にそれだけではなく、多彩な呪術用具を使用することで精神面でも充実しており、また弓矢などの新技術や道具の発達、黒曜石の分布に見られる活発な交易活動や優れた航海術など、世界的にも引けを取らない高度な発達をとげた文化の一つといえるでしょう。
私たちよりも遥(はる)かに遠い祖先である縄文時代の人々が世界的にも高度な文化を持っていたなんて、悠久(ゆうきゅう)の歴史と太古(たいこ)のロマンが感じられる事実ですね。
(これで縄文時代は終了です)




いつも有難うございます。
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felicity こんばんは。先日はご訪問ありがとうございました。
実は、私、歴史が嫌いでした。ところが、ここ最近、過去の全ての歴史の延長線上に自分がいる、ってことを考えたんです。
私がいる、「今」の点と、過去の「点」は確実に繋がっているんだ・・そして、100年前、200年前、1000年前、それ以前の人達がいたから、今の、発展した「日本」があって、私達が暮らしてるんだ・・と考えたとき、歴史を紐解いてみたいかも・・と思ったんです。
まだまだ、新米で知りたいことが山済みです!黒田さんのブログで、学ばせて頂きたいと思います。
長々とすみません。ありがとうございました。
felicity様
黒田裕樹 コメント有難うございました。
以前までのFelicity様に限らず、最近は歴史が嫌いな人が多いのが寂しいですね。
そういう人たちに限って、「詰め込み方式で理解度ゼロのままの単なる暗記科目」とか「現代の目でしか見れない、悪口と反抗心に満ちた歴史」を「学ばされて」いるんですよ。これは大きな不幸です。
私がこのブログを始めたのも、歴史の本当の楽しさを、一人でも多くの方々に知っていただきたいと思ったからです。
Felicity様のおっしゃるように、過去の歴史は現在、そして未来と必ずつながっています。その流れさえ理解できれば、必ず歴史が好きになれるんです。
僭越な物言い失礼しました。こんなブログで宜しければ、いつでもご訪問下さい。
それから、早速リンクさせていただきます。有難うございます。
こんばんわ
ツクヨミ 古代史も好きなので、拝見しておりました。
当方リンクは、大歓迎です。
おかまいなければお願い致します。
私の方も、事後承諾となりましたがこちらにリンクはらせて頂きました。
宜しくお願い致します

ツクヨミ様
黒田裕樹 コメント有難うございます。
早速リンクさせていただきました。
こちらのリンクも大歓迎です。
今後とも宜しくお願いします。
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hirots こんにちは^^
今日は縄文時代を読ませていただきました!
日本人の宗教観って、自然と共生し、先祖を大切にするというくらいだと思うんですが、なぜ先祖を大切にするのか、少し納得した気がします。
自然を大切にするのは、農耕民族だから、ということで分かります。
でも先祖を神様にまでして大切にするのはなぜか、ピンと来ていませんでした。
今回この記事を読ませていただき、海で囲まれていたということがその要因だと感じました。
異民族の侵入がないから、自分たちの先祖は誰なのか、ハッキリしている。
自分たちの先祖が、大昔からこの地に住み、文明を築き上げ、今日の暮らしがある。それは疑う余地もないから、先祖に感謝を忘れない。
勝手に自己完結してすみません^^;
でもいい文化ですね。ますます日本が好きになりました☆応援ぽち
hirotsさんへ
黒田裕樹 いつも有難うございます(^^♪
確かに海に囲まれているというのは大きいですよね。
そのあたりの歴史を、一番最初の講座で紹介しておりますので、よろしければご覧になってください。
http://rocky96.blog10.fc2.com/blog-entry-45.html
自分の国に対して、変に意識せずに自然に愛せるということは、我が国以外の国では当然の話ですね。